実録 医院開業 成功への道
先輩の声

こっそり教えます。耳鼻咽頭科開業の成功の秘訣。

ありま耳鼻咽喉科 院長 有馬忍 先生 「この街に貢献したい」との想いをミサワホームの提案力で具現化

国道沿いにある、ひと際目を引く切妻の大屋根。

市街化調整区域であるため周囲に住宅は少ないが、開業以来一日平均70人の患者で連日大忙しだ。以前の勤務地からはなれた場所でのいわゆる“ 落下傘型開業”の場合、しばらくは患者の確保にも苦労するというのが一般的だが、同クリニックは院長の予想を超える順調な立ち上がりとなった。出身地の九州を離れて三重県で過ごしてきた院長が「私を育ててくれた三重県に、地域医療を通じて恩返ししたい」という想いを込めて開業した。
開業支援セミナーで何気なく立ち寄ったミサワホームのブース。三重県での地域医療に尽くしたいという想いを語りつつ「土地情報はあるだろうか」と相談したのがきっかけだった。
それに応えてミサワホームは、すぐに候補地を複数件ピックアップし、現地までご案内した。このスピーディな対応が開業を考えていた院長の背中を押した。

将来の科目増と患者さまへの心遣いをプランニング

プランニングに際しては、経験豊富なミサワホームに一任。そのポイントは2 点ある。ひとつは「患者さんへの心遣い」だ。例えばトイレが中央部にあるのは、待合室からすぐに利用できるようにしたため。視線が気にならないよう、入口前にはカーテンを設置。また、明るく開放的な待合室にするため、天井から床までの大きな掃き出し窓を採用した。間接照明で柔らかな雰囲気を演出している。「中待合」を置いたのも、患者さんへの配慮。これがあることで待ち時間が短く感じられ、中で上着を脱ぐなどの準備も落ち着いてできる。回転率の向上につながるため、経営的なメリットも得られるわけだ。
もうひとつのポイントは「診療科目増への対応」である。院長の奥様は小児科の医師であり、将来は副院長として共に診療を行う予定だ。その時に備えて、待合室、診察室とも小児科専用のスペースを用意した。
もちろんこども用のトイレもある。そして耳鼻咽喉科と小児科のスペースが患者さんにも自然に区別できるよう、床材や壁の色を変えるなどの視覚的な配慮を行っている。さらにはレイアウト変更が容易にできるようにと、間仕切りをパーテーションとした。視覚的に区分けしつつも空間的には一体感を持たせるという、絶妙なバランスが実現できた