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2016年1月26日

ミサワホームグループのマザアスと慶應義塾大学医学部、社会福祉法人さくら会が

高齢者の健康長寿に関する共同研究を実施


マザアス及びさくら会が運営する施設に入居する80歳以上の自立高齢者を対象とした研究
食生活や健康状態などを継続調査し、健康長寿の要因の特定を目指す
研究結果は高齢者向け食事メニューの開発など、健康寿命を延ばす取り組みに活かす

ミサワホームグループの株式会社マザアス(本社 東京都新宿区/代表取締役社長 吉田肇)と慶應義塾大学医学部(所在地 東京都新宿区/医学部長 岡野栄之)及び社会福祉法人さくら会(所在地 東京都品川区/理事長 前田武昭)は、このたび高齢者施設に入居する80歳以上の自立高齢者を対象として健康長寿の要因の特定を目指す共同研究契約を締結し、調査を開始しました。

健康長寿の実現には、遺伝や性格、生活習慣、社会との関わり方といった様々な要因が影響していると考えられています。厚生労働省では、食事や運動などの生活習慣の観点から健康の保持・増進を図るため、年齢層別に摂取することが望ましいエネルギー及び栄養素の量の基準を示す「食事摂取基準」や健康づくりのための「身体活動基準」を策定しています。一方、80歳を超える年齢層については、基礎データが不足しておりこれらの基準がありません。日本人の平均寿命が80歳を超えていることからも、より高齢の方を対象とした基礎データ収集の必要性が高まっています。   

今回の研究主体である慶應義塾大学医学部百寿総合研究センターは、これまでにも80歳以上の方を対象とした生活習慣や健康状態の調査を実施してきました。今回の研究は、農林水産省が実施する、日本で先進的な健康長寿型の食産業を育成するための環境整備を行う「医福食農連携推進環境整備事業」の一環として、マザアス及びさくら会と共同で「高齢者施設」の入居者に限定した同様の調査を実施します。

本研究では、マザアス及びさくら会が運営する高齢者施設の入居者に対してアンケートや個別面談を実施するほか、心理面・身体面の状態、食習慣を含む生活習慣などを数年間にわたり調査します。この結果をもとに、老化によって発生率が高まる動脈硬化症や骨粗鬆症、認知症といった症状の予防につなげるほか、80歳以上の高齢者向け食事摂取基準の提唱や食事メニューの開発などが進められる予定です。これにより、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を示す、いわゆる「健康寿命」を延ばすことが期待されます。

マザアスは今回の共同研究を通じて、高齢者の健康寿命を延伸し生活の質の向上に貢献できると考えています。また、より健康的な高齢者向け食事メニューを開発し、自社運営施設に導入することも検討していきます。


詳細はこちら (PDF303KB)
 

*この件に関するお問い合わせ先

ミサワホーム株式会社
経営企画部 コーポレートコミュニケーション課 中田義規 宮田智

TEL03-3349-8088 FAX03-5381-7838
E-mail:Satoshi_Miyata@home.misawa.co.jp

※掲載内容は、発表時点のものであり、現在と異なる場合がありますのでご了承ください。
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