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ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 竹中宣雄)が手がける戸建住宅の分譲地「オナーズヒル戸田 緑テラス」(埼玉県戸田市)が、埼玉県の「先導的ヒートアイランド対策住宅街モデル事業」に採択されました。 ヒートアイランド現象はアスファルト舗装面の増大や建物の高密度化による風の滞留、自動車やエアコン室外機から出る排熱などが原因となり気温の上昇が引き起こされるもので、都市部を中心に問題となっています。埼玉県はこの問題に対処する取り組みとして、総合的にヒートアイランド対策を施した先進的な住宅街モデルをともに創出する事業者を募集していました。
今回採択された「オナーズヒル戸田 緑テラス」は、平均敷地面積約30坪の都市型分譲地であることを考慮したヒートアイランド対策として、住宅内外を一体と捉えた提案を盛り込んだ点が高く評価されました。住まいとその周辺の気候を制御して快適な空間を形成する設計手法「微気候デザイン」を採用した当社のスマートシティ「エムスマートシティ熊谷」(埼玉県熊谷市)で得られた知見を盛り込みながら、株式会社ミサワホーム総合研究所(本社 東京都杉並区/代表取締役社長 内田和明)が今回のモデル事業に必要な仕様の検討及び効果の予測を手がけました。
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「オナーズヒル戸田 緑テラス」では、各戸の駐車場や保水性の高いインターロッキングブロック舗装部分に散水ミストを設置して表面温度を低下させるほか、シンボルツリーへ散水して樹木の蒸散量の増加を図ることなどで各所にクールスポットを形成します。また、テラスなどの半屋外空間には、散水ミストや独自開発のパッシブクーリングアイテム「ドリップルーバー」を設置し、保水性の高いコンクリート床材で高い打ち水効果を持続させます。さらに、そこで生成された冷気を効果的に室内へ流すプランニングにより夏場のエアコンの使用時間を減らし、エアコンの室外機からの排熱削減につなげることでヒートアイランド対策にも寄与します。街区内の道路には、通常のアスファルト舗装に比べて蓄熱しにくい高反射性舗装を採用し、昼間の路面温度の上昇を抑える工夫も盛り込みます。 ミサワホームは、住宅とその周辺環境を一体と捉えながら、自然の力を利用して一年を通して快適な暮らしを提供できる「微気候デザイン」を積極的に採用することにより、今後も豊かな街づくり、住まいづくりに取り組んでいく考えです。 |