ミサワホーム株式会社(本社 東京都新宿区/代表取締役社長執行役員 磯貝匡志)は、神奈川県藤沢市が行うPFI方式による藤沢市藤が岡二丁目地区再整備事業の公募において、株式会社門倉組(本社 神奈川県藤沢市/代表取締役社長 小澤幸喜)、有限会社工匠(本社 神奈川県藤沢市/代表取締役 藤沢市は2014年に策定した「藤沢市公共施設再整備基本方針」等に基づき、所有する老朽化した施設を解体し安全性を確保すると共に、機能集約・複合化による公共施設整備を目指しています。そのような中で、藤が岡二丁目地区の3,000m²を越える敷地に建つ老朽化した職員住宅や看護師寮を解体し、保育園の建て替え及び放課後児童クラブ、コミュニティスペース、防災備蓄倉庫などの機能を備えた公共施設と、これらと親和性が高く地域住民の利便性を高める民間収益施設を複合施設として一体で整備するPFI事業の公募を行いました。 ミサワホームは、地元企業を中心に4社共同で応募グループを結成し公募に参加、総合企画及び設計を担当しました。応募グループの代表をつとめる門倉組は、1913年の創業以来、藤沢市を中心に総合建設業を営む企業で、1969年より湘南エリアにおいて、ミサワホームの戸建住宅やリフォーム、不動産、資産活用の提案など、幅広く事業を展開する湘南ミサワホームをグループ会社としています。
提案内容は、藤沢市が2016年に策定した「ふじさわ『まち・ひと・しごと』ビジョン」の中の「高齢化率40%になっても都市と市民生活の質的低下を招くことなく、都市を『元気』に持続する」という方針を受けて、子育て支援、健康維持・介護予防、多世代交流の3つの観点から、多世代が安心して健康に暮らせるスマートウェルネスを実現する拠点施設の提案を行いました。具体的な提案内容は以下の通りです。
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今後、ミサワホームは、当事業を実施する特別目的会社(SPC)に出資し、構成企業として事業全体の統括マネジメント及び設計を担います。また、施設整備終了後には、民間収益施設を保有してテナントの選定及び一部施設の運営に携わります。 ミサワホームは今回のPFI事業への取り組みを契機に、地域特性を踏まえた公的不動産の有効活用提案を積極的に推進し、地域に貢献できるまちづくりを目指します。
※1:Private Finance Initiativeの略。公共施設等の建設・維持・管理・運営等を、民間が持つ経営ノウハウや資金を活用し、低廉かつ良質な公共サービスを提供することを目的とした公共事業の手法 |