ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 磯貝匡志)が昨年1月に着工した、千葉県浦安市東野地区の複合商業施設「ASMACI浦安」がこのたび竣工しました。当施設は、2015年12月に締結した4者協定(浦安市、医療法人社団やしの木会浦安中央病院、株式会社京葉銀行、当社)に基づき、国が支援する「スマートウェルネス拠点整備事業」として地域包括ケアシステムの構築を目指した拠点施設で、ミサワホームのまちづくり事業ブランド「ASMACI」及び「ASMACI MAISON」の第一弾となります。 ミサワホームは中期経営計画において超高齢化社会・少子化などの社会的課題の解決を目指し、コンパクトシティ型不動産開発などのまちづくり事業に取り組んでいます。「明日(アス)を楽しく、明日(アス)を元気に」の思いを込めた未来志向のまちづくりを訴求するため、「明」の文字を象形化した「ASMACI」ブランドを展開しています。
今回竣工した「ASMACI浦安」は、医療・介護・保育・商業・安心・住居などの機能を備える複合商業施設で、建物の上層階には、これらの機能を享受できる賃貸住宅「ASMACI MAISON浦安」を配置しており、隣接する浦安中央病院との一体利用が可能です。施設内には、調剤薬局一体型コンビニエンスストアや銀行ATM、小児科クリニック、高齢者の身近な相談窓口の役割を担う浦安市の地域包括支援センターを備えるほか、子育てがしやすい環境づくりとして、認可保育所や浦安中央病院が運営する病児・病後児保育室も設置しています。さらに、地域の安全・安心拠点として警備会社も施設内に入居するなど、多世代が安心して生活できる地域の拠点施設となっています。
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また、ミサワホームは、今回のまちづくり事業に続いて、南側に隣接する約4,800uの敷地を取得し、アクティブシニア向け分譲マンションを今年の11月に着工する予定です。「ASMACI浦安」の利便性や賑わいに加え、浦安中央病院が隣接する安心感が得られる好立地において、活力のあるコミュニティや多世代の交流が期待できるまちづくりを目指します。当マンションでは、部屋の電球交換や宅急便の取り次ぎなどの生活支援サービスを提供する「ライフコンシェルジュサポート」や、入居者同士のコミュニティ活性化が図れるよう、庭園や大浴場などの共用部を充実させる予定です。 |