ミサワホーム株式会社(代表取締役社長 竹中宣雄)は、木質系工業化住宅のNo.1メーカーとして多くの森林資源を利用していますが、このたび、木材の責任ある調達を約束する姿勢を公表し、地球規模で求められている生物多様性の保全という社会的責任を果たすことを目的に、木材調達方針などをまとめた、独自の「木材調達ガイドライン」を策定いたしました。 本年10月に生物多様性条約第10回締約国会議(略称:COP10)が名古屋で開催されます。「生物多様性」とは、生態系、種、遺伝子などすべてを含めて、地球上の生物の多様さと自然の営みの豊かさを表した言葉です。 世界の森林は、毎年およそ1,300万ヘクタールずつ減少しているといわれています。この原因の一つは、木材・紙の原料や、燃料として使用するための森林資源が適切に管理されていないことにあります。その端的な例が原産地の法令に反した違法伐採で、WWF(世界自然保護基金)では日本が輸入する林産物製品の6〜20%が違法伐採に関連していると推計しています。 森林資源を利用する企業には、自社が使用する木材や紙の原料がどこの森林からどのように伐採されたのかを確認し、森林破壊に加担しないような木材製品を積極的に購入する「責任ある林産物の購入」が求められています。 |
ミサワホームでは木質系住宅の構造材として原木換算で年間約47万m3の木材を使用しています(2009年実績)。計画植林・計画伐採を政策として掲げている環境先進国フィンランドで国際的な森林認証プログラムPEFCのCoC認証を取得した製材工場からパネル用芯材を調達しています。今回策定した木材調達ガイドラインは大量な木材を利用する企業として、木材の責任ある調達を約束する姿勢を公表し、地球規模で求められている生物多様性の保全という社会的責任をより一層果たすことを目的としています。 また、木材調達ガイドラインでは調達方針を確実なものとするため、木質系工業化住宅の構造体を対象とした3段階のレベルの目標を設定、さらにこれらの確認・評価方法としてWWFジャパンが作成公開している「林産物調達チェックリスト」を使用しています。 ミサワホームではこの木材調達ガイドラインにもとづき掲げた、2014年度までに森林認証を受けた木材の使用比率(認証過程材を含む)70%を達成するために、仕入先企業と連携した活動を実施していきます。 |