五重塔から南大門側の階段をくだり、猿沢池のすぐ近くに佇む飛鳥荘は、伊藤隆司社長の祖父が昭和13年に創業され今年で73年目。建物は昭和45年、53年、62年と3期にわたって増築し10年前からは改装に着手。
目の前に興福寺が佇む最高のロケーションをいかした屋上の展望露天風呂や、和ダイニング花鳥絞(レストラン)、多目的のバンケットルームなど、“おもてなしを尽す”空間をつくってきた。
ただ、建物は昭和45年の第1期増築のものがすでに築40年、第3期の新しい建物でも25年経っており、客室(全31室)の老朽化が課題だった。
少しずつでもリニューアルし続けなければと考えていた伊藤社長は、ミサワホームイング近畿に依頼。五重塔が見える1室を貸切専用家族風呂「塔影の湯」へ、他の2室を内装にこだわった和モダンテイストの客室に改装したもの。
伊藤社長(左)と伊藤専務 |
今年1月8日に着工、3月10日に完成し、3月11日にリニューアルオープンしている。半年後の9月12日には、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)の会員を対象にしたリニューアル内覧会が行われた。 |


