ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 竹中宣雄)は、住まいと暮らしの安心を支える防災・減災ソリューションとして、独自の生活継続性能「MISAWA-LCP※(ミサワ エルシーピー)」を策定しました。今後、ミサワホームの住まいづくりにこの考え方を盛り込み、平常時、災害時、災害後のいずれにも安心な暮らしを提案していきます。 ※LCP : Life Continuity Performanceの略 近年、日本で地震や台風、ゲリラ豪雨などの自然災害が頻発していることから、防災・減災に対する意識が高まっています。なかでも、災害時及び災害後の生活を安心して継続するための考え方である「LCP」に注目が集まっており、東京都では、停電時でも水の供給や最小限の電源を確保することで自宅での生活継続を可能とする住宅を「東京都LCP住宅」として登録・公開しています。
「MISAWA-LCP」では、災害時と災害後に焦点をあてた生活継続計画である「LCP」に、「平常時」も安心して暮せるための工夫を加えた、住宅メーカーならではの住まいに関する包括的な防災・減災ソリューションとして提案していきます。各段階においては、住宅の仕様や設備、サービスについて目標となる基準を独自に設定し、それぞれに対応する取り組みをまとめています。
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ミサワホームは、これまでにも住まい手の安全・安心を考えた防災・減災提案を進めており、建物の高い基本性能と長期にわたるメンテナンスプログラムをベースに、地震の揺れを最大約50%軽減できる制震装置「MGEO(エムジオ)」や住宅への浸水被害を最小限に抑える「ワンタッチ防水シート」、災害備蓄収納として活用できる大収納空間「蔵」といったさまざまな提案をしてきました。今月からは、建物ごとのリアルタイム震度及び被災度を判定できる被災度判定計「GAINET(ガイネット)」や、首都直下地震の緊急対策推進基本計画で設置目標が示された「感震ブレーカー・コンセント」なども発売し、これらの技術を「MISAWA-LCP」で目標となる基準を満たす提案として盛り込んでいます。 ミサワホームは、「MISAWA-LCP」の考え方を取り入れた住まいづくりを積極的に進めるとともに、今後も順次新たな住宅の設備やサービスを追加し、住まい手の安全・安心をサポートしていく考えです。 |