ミサワホーム株式会社(東京都新宿区/代表取締役社長執行役員 竹中宣雄)は、2015年12月に締結した4者連携協定(浦安市、医療法人社団やしの木会浦安中央病院、株式会社京葉銀行およびミサワホーム)に基づき協議を進めてきた千葉県浦安市東野地区の複合商業施設を、着工しました。
ミサワホームをはじめとする4者は連携協定に基づき、地域で高齢者を支える地域包括ケアシステム※2の実現や待機児童問題の解決に向けて、建設する複合施設の内容や施設建設の進め方などについて協議を重ねてきました。新しく建設される複合施設は、浦安中央病院と複合商業施設の2棟で、地域住民が健康で豊かな生活を送ることができるスマートウェルネス構想に基づき、地域の拠点施設として利用されることを目指しています。
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このたび着工した複合商業施設は、住まい、医療、介護、保育、商業など複数の機能を備えており、当社が保有し事業主として運営を手掛けます。当施設は、隣接する浦安中央病院との一体利用、連携を想定し、調剤薬局と一体化したコンビニエンスストアや浦安中央病院の診療科目にない小児科クリニックを誘致し、地域医療の充実を図ります。さらに共働き世帯が安心して子育てができる環境づくりとしての認可保育所や病後児保育施設のほか、高齢者の身近な相談窓口として中心的な役割を担う地域包括支援センターも備え、保健・医療・福祉サービスなどの情報提供や健康づくり、介護予防に寄与します。ほかにATMや賃貸住宅を28戸備えるほか、幼児教室や飲食店なども予定し多世代にわたって利便性の高い施設を目指します。また当施設は、国土交通省が行う高齢者や子育て世帯等の居住の安定確保や地域住民の健康維持・増進、多世代の交流促進を目的としたスマートウェルネス拠点整備事業に採択されています。 ミサワホームは、これからも高齢者が住みなれた地域で心身ともに健康で安心して暮らせる地域包括ケアシステムの実現を目指すとともに、地域住民が健康で安心して生活できるスマートウェルネス構想に基づいた街づくりを推進していきます。 ※1:参考URL http://www.mlit.go.jp/report/press/house07_hh_000151.html ※2:高齢者が住み慣れた地域で自分らしい生活を継続できるよう自治体が中心となり住まい・医療・介護・予防・生活支援を包括的に提供できる体制 |