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2017年3月13日

「学び楽しむ『南極セミナー』」を開催


南極での建築物の歴史を紹介する企画展「南極建築1957-2016」に協力
元南極地域観測隊員である当社グループ社員による南極セミナー
南極昭和基地の建物や過酷な自然環境に耐えうるミサワホームの技術を紹介

ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 竹中宣雄)はLIXILギャラリー(東京会場/中央区京橋)にて開催される企画展「南極建築1957-2016」(企画:LIXILギャラリー企画委員会、制作:株式会社LIXIL)に協力し、4/13(木)に元南極地域観測隊員である当社グループ社員による講演会「学び楽しむ『南極セミナー』」を開催します。

南極地域観測は、南極条約に基づき、国際協力のもと国が実施する事業の一つです。1957年の観測開始から60年にわたり、超高層物理学、気象学、雪氷学、生物学、地学など広範囲の分野で研究活動が続けられてきました。ミサワホームは、創立の翌年にあたる1968年に「第10居住棟」を受注して以来、南極地域観測隊の活動や隊員の生活を支える建物を受注しており、その実績は、累計36棟、延床面積約5,900uにのぼります。また、南極での建物の建築やメンテナンスによって観測活動に貢献すべく、専門技術を有する社員が国立極地研究所へ出向し、設営系隊員として協力しています。参加隊員数は延べ18名、第50次から9期連続の参加となり、現在も第58次越冬隊として当社社員の岡本裕司が参加しています。   

今回の企画展「南極建築1957-2016」では、日本初のプレハブ建築が誕生した1957年から昨年までの南極建築の変遷について、写真を中心に、映像や実資料など約90点におよぶ展示物とともに紹介されます。ミサワホームからは建物に採用された木質接着複合パネルの模型などの展示協力をしています。また、隊員が撮影した南極の実際の映像を臨場感をもって味わえるアプリ「南極ウォークビュー」も体験できます。「学び楽しむ『南極セミナー』」では、第47次・50次越冬隊及び第52次・53次夏隊と過去4度にわたり南極地域観測隊として活動した経験のある当社グループ社員、井熊英治が講師を務めます。南極の地理や歴史をはじめ、南極で生活したからこそ分かる過酷な自然環境での体験談や、ミサワホームが受注し、活動拠点となっている昭和基地の「(第1・2)居住棟」や「自然エネルギー棟」、現在建築中の「基本観測棟」など主な建物の性能やそれぞれが担う役割などについて紹介する予定です。

ミサワホームは今後も建物の技術協力や専門技術者の派遣を通じて、日本の南極観測活動に協力するとともに、地球上で最も厳しい環境のひとつである南極で培った先端の技術を生かし、日本の住まいにさらなる安心と快適を届けていきます。

※:ミサワホーム、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所、株式会社パラカロ、学校法人昭和大学、一般財団法人WINI気象文化創造センターによる共同開発


詳細はこちら (PDF249KB)
 

*この件に関するお問い合わせ先

ミサワホーム株式会社
経営企画部 コーポレートコミュニケーション課 中田義規 佐野遥香

TEL03-3349-8088/FAX 03-5381-7838
E-mail:Haruka_Sano@home.misawa.co.jp

※掲載内容は、発表時点のものであり、現在と異なる場合がありますのでご了承ください。
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