ミサワホームグループが開発を進める独自構法FWS（フューチャー・ウッド・システム）を採用した戸建注文住宅が、このたび栃木県栃木市に完成しました。構造設計は本岡構造設計一級建築士事務所（代表者 本岡淳一）、意匠設計はTECLAB architects group（代表者 菊池昭人）、施工は池田工務店（代表者 池田均）で、ミサワホームの生産子会社であるテクノエフアンドシー株式会社（本社 東京都杉並区／代表取締役社長執行役員 伯川八月生）が構造部材となる木質接着複合パネルを供給、施工子会社のミサワホーム建設株式会社（本社 東京都杉並区／代表取締役社長 �煖ｴ吉教）が基礎及び躯体工事を担当しました。

FWSは、木造建築物の大スパン化や中層化に対応する構法としてミサワホーム総合研究所が中心となり開発を進めているもので、ミサワホームが木質系工業化住宅に採用している木質接着複合パネルを、建物規模や用途に応じて強化・改良して使用しています。これまでに、2方向ラーメン構造を採用した3階建ての大規模建築物「ミサワホーム 静岡事務所ビル」、壁式構造を採用した耐火構造の4階建て店舗兼共同住宅「赤羽の集合住宅プロジェクト」、1方向ラーメン・1方向壁式構造の戸建分譲住宅をFWSで建築しました。