ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 磯貝匡志)は、自宅を“貸す”“売る”といった仕組みに、一般社団法人移住・住みかえ支援機構(本社 東京都千代田区/代表理事 大垣尚司、以下「JTI」)の新制度「かeせるオプション」を活用した“返せる”仕組みを加え、さまざまな暮らしの変化に対応できる「ミサワ ライフデザインシステム」を開始します。 昨年3月、この先10年間の住生活のあり方を示す「住生活基本計画」(策定:国土交通省)が見直されました。この計画では、「住宅の購入」をゴールとする従来型の住宅すごろくを超えて、購入した住宅を適切に維持管理・リフォームすることにより住宅が「資産」として次の世代に承継されていく新たな住宅循環システムの構築が提起されています。 ミサワホームでは2009年から、長期にわたり住み継いでいくための住宅循環の仕組みである「住まいるりんぐシステム」を構築。長期間安定した家賃収入が得られるJTIのマイホーム借上げ制度で自宅を“貸せる”仕組みや、優良ストック住宅推進協議会のスムストック査定制度によって住まいを適正に評価してより高く自宅を“売れる”仕組みによって、オーナーの「住み替えたい」「自宅を売りたい・貸したい」といったニーズに対応してきました。 |
「ミサワ ライフデザインシステム」は、より多様な暮らしの変化に対応するべく、自宅を“貸せる”“売れる”仕組みにJTIの「かeせるオプション」を活用した“返せる”仕組みを加えた新しいシステムです。「かeせるオプション」は、マイホーム借上げ制度を利用する際、最低家賃保証がつく「かせるストック(定額型)」(正式名称:移住・住みかえ支援適合住宅(定額型))にオプションとして付加される権利で、この権利を使うことで一定の条件のもとに以後の住宅ローン返済をJTIが引き受ける制度です。実質的ノンリコース化の仕組みで住宅を所有できることから、万一住宅ローンの返済が困難になった際のセーフティネットにもなる、いわば“返せる所有”といえます。ミサワホームは建物の資産価値の高さや充実した保証制度・メンテナンス体制、金融子会社ミサワフィナンシャルサービス株式会社(本社 東京都新宿区/代表取締役 田中博臣)の展開などの体制が整っていることから、業界に先駆けて「かeせるオプション」の利用が可能になりました。 今年創立50年を迎えたミサワホームグループは、今後も業界に先駆けて新しい住まい方を提案するとともに、次の50年に向けてオーナー満足度をさらに高めるための取り組みを積極的に進めていく考えです。 |