ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 磯貝匡志)と東北ミサワホーム株式会社(本社 宮城県仙台市/代表取締役社長執行役員 下村秀樹)は、このたび宮城県石巻市荻浜中学校の総合的な学習の時間「はまなす学習」で取り組んだ「津波の教え石」プロジェクトに協賛し、石巻市荻浜地区に「津波の教え石」を建立しました。建立を記念し、10月28日には除幕式が開催されました。 ミサワホームグループは、東日本大震災以降、応急仮設住宅や災害公営住宅の建設、震災復興応援住宅「MISAWA HEART」の販売、義援金の寄付など被災地の復興支援活動に取り組んできました。2012年以降、復興ボランティア活動をしている団体が中心となり取り組んでいる「津波の教え石」プロジェクトへの支援もその一環であり、これまで釜石市根津地区、気仙沼市本吉地区、釜石市唐丹地区、東松島市、石巻市名振浜地区で5基の「津波の教え石」と25基の津波到達地点の石碑の建立に協賛しています。 |
今回、公益財団法人仙台YMCA※1やワイズメンズクラブ国際協会※2東日本区などの支援のもと、石巻市荻浜中学校の総合的な学習の時間「はまなす学習」で「津波の教え石」の建立に取り組むことになり、ミサワホームと東北ミサワホームが協賛しました。「はまなす学習」は、ふるさとの良さを見直し、課題を見つけ、生徒自身で解決することを目的とし、今年は「地域と関わり、地域に貢献しよう」を学習テーマとしています。荻浜地区では、東日本大震災で半数以上の家屋が全壊・流出し、犠牲者も多く出ました。この石碑は、震災での記憶を風化させず、犠牲になられた方々への慰霊と津波被害による教訓を「教え」として後世に伝えることを目的としています。石碑のデザインやメッセージは生徒たちがチームに分かれて検討し、生徒や先生、地域の方々の投票により決定しました。さらに、地元の石材店の協力のもと生徒たちがレタリングと字彫りに挑戦するなど制作にも携わっています。10月28日には建立を記念し、荻浜地区において除幕式を開催、石巻市長をはじめ関係者や荻浜中学校の生徒・保護者、地元住民など約70名が出席しました。 ミサワホームグループは、東北エリアをはじめ事業活動を行うあらゆる地域において、今後も様々な社会貢献活動に積極的に取り組んでいく考えです。 |