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2017年12月6日

ミサワホームグループで企画、設計・施工、運営までを対応する

宿泊施設が京都(嵐山あらしやま)にオープン


築32年、46室の賃貸マンションを総客室数23室の宿泊施設に大規模リノベーション
外国人宿泊客の長期滞在ニーズに対応する簡易宿所※1に用途変更
東京オリンピック・パラリンピックで懸念されている宿泊客室数不足の解消に貢献

ミサワホームグループのミサワホーム近畿株式会社(本社 大阪府大阪市/代表取締役社長執行役員 横田純夫)が大規模リノベーションを行い、ミサワホーム不動産株式会社(本社 東京都新宿区/代表取締役社長執行役員 岡村康晴)が一括借上して運営を手がける宿泊施設が京都市内に完成し、今月より運営を開始します。

2016年に日本を訪れた外国人は、前年比21.8%増の約2,400万人となり、1964年の統計開始以来、過去最多となっています※2。さらに2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて訪日外国人宿泊客の急増が見込まれており、懸念されている客室数不足の解消に向けて、新たな宿泊施設の建設に加えて既存住宅などを宿泊施設に改修する動きも活発化しています。また、観光スタイルの多様化に伴い、ホテルや旅館で食事の提供を受ける代わりに、価格を抑えて長期滞在を希望する外国人宿泊客は増加傾向にあり、その要望に対応する宿泊施設として簡易宿所や民泊などのニーズは、今後、一層高まると想定されます。

関西エリアの販売会社であるミサワホーム近畿は、立地特性や周辺環境、市場ニーズなど幅広い観点からオーナーの保有する資産の価値を最大化する提案を行っています。このたび同社は、京都市西京区嵐山に築32年、46室の賃貸マンションを保有する土地オーナーから建物の有効活用についての相談を受けました。周辺には有名な観光名所が複数存在し、日本人のみならず外国人宿泊客も含めた旺盛な観光需要が見込めることから、大規模リノベーションによる宿泊施設(簡易宿所)への用途変更を提案しました。建物は46室のワンルームをゆとりある広さの23室の客室に一新し、新たにフロントを設置。エレベーターの新設や段差解消工事のほか、近隣への配慮として目隠しフェンス、騒音防止用の床仕上げ材の設置などを行いました。  

賃貸管理事業や不動産仲介事業に加え、不動産開発事業を行うミサワホーム不動産は、事業領域の拡大を目指して宿泊事業への取り組みを図っています。このたび同社が賃貸管理の一環として宿泊施設の一括借上を初めて行い運営にも携わることで、ミサワホームグループにおいて、宿泊施設の企画から設計・施工、運営までをワンストップで対応することが可能となりました。今回の宿泊施設の運営については、満足度の向上を目指すサービスとして、英語、中国語、韓国語に対応できるフロントスタッフの24時間常駐を実現しています。

ミサワホームグループは今回の一括借上を皮切りに、宿泊施設に関するノウハウを蓄積し、今後、増加が想定される宿泊需要への取り組みを推進していきます。

※1:旅館業法によって定められた宿泊施設形態の一つで、宿泊する場所を多数人で共用する有料施設。 ペンションやユースホステルなど。
※2:日本政府観光局(JNTO)統計データ「平成 28 年 訪日外客数・出国日本人数」より


詳細はこちら (PDF351KB)
 

*この件に関するお問い合わせ先

ミサワホーム株式会社
経営企画部 コーポレートコミュニケーション課 中田義規 奥本博之

TEL03-3349-8088/FAX 03-5381-7838
E-mail:Hiroyuki_Okumoto@home.misawa.co.jp

※掲載内容は、発表時点のものであり、現在と異なる場合がありますのでご了承ください。
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