ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 磯貝匡志)は、木質系工業化住宅の最上位ブランド「CENTURY(センチュリー)」に、120mm厚の木質パネルによる「センチュリーモノコック」構法※1を採用した都市型3階建て商品「CENTURY Primore 3(センチュリープリモアスリー)」をラインアップに加え、4月28日(土)に全国(北海道・沖縄を除く)で発売します。 近年、医療機関や商業施設、住居といった、生活に必要な機能を街の中心部に集めるコンパクトシティ構想や、共働き世帯の増加による住まいの都心回帰といったトレンドから、都市部での住宅ニーズが増加傾向にあります。一方、都市部で住宅を建築する場合、敷地や居住空間を有効活用するため、さまざまな建築上の制限に対応した設計上の工夫が必要です。さらに近年では、ZEH基準を満たす創エネ・断熱性能の確保といったニーズへの対応も求められています。 ミサワホームではライフスタイルや価値観の多様化にこたえるとともに、ZEHへ対応し、制限の多い都市部でも安心で快適な住まいを実現する「まちなかソリューション」のひとつとして、都市型3階建て住宅を開発しました。 ■都市部でのZEH対応 センチュリーモノコック」は、最大5.4m幅の大開口や高天井を実現しながらも、住宅の断熱性能を表すUA値※2は4地域以南のZEH断熱基準を大きく上回る0.5以下を容易に達成可能な構法です。通常、断熱性能を高めるためには、断熱材の厚みに応じて壁が厚くなり、有効居住面積の確保に不利ですが、センチュリーモノコックでは、木質パネル接着工法の優れた断熱性や気密性により、120mmのコンパクトな壁厚で高断熱を実現します。さらに快適な居住空間を実現するため、4地域以南で当社初となる発泡系の床断熱材や従来品に比べさらに断熱性の高い玄関ドアもご用意しました。 また、都市部においてZEHを達成するために、高度斜線や日影規制に対応する急勾配屋根と太陽光発電パネルをより多く搭載できる緩勾配屋根を混用する「異種勾配屋根」を新規開発しました。 |
■限られた敷地の中で実現する豊かな空間構成 ミサワホームの木質パネル接着工法は、外圧を建物全体で分散して受け止める高強度のモノコック構造のため、大収納空間「蔵」や大開口・高天井、スキップフロアなどの多彩な空間が実現できます。斜線制限に対応する急勾配屋根の直下も、高天井の広々とした空間に活用でき、快適な居住スペースを確保することが可能です。また、1階床の一部をスキップダウンさせる提案を盛り込むことで、空間バリエーションをさらに広げました。 ■多彩なデザイン提案 ミサワホームでは、暮らしに対する多様なニーズに対応するため、ライフスタイルを6つにカテゴライズしたミサワインテリアスタイルを提案しています。「CENTURY Primore 3」では、このスタイルに沿って新たに開発した内部造作システムや新色の床材などを採用。内部建具のデザインや内装材のバリエーションも追加し、インテリアスタイルの再現性をさらに高めています。外観デザインについては、建物の水平ラインを整え、サッシやバルコニーなどの部品に落ち着きと統一感を持たせる目板や庇、外装材などのオリジナルアイテムによって、重厚感のある美しいファサードを形成しています。 ミサワホームは「CENTURY Primore3」を住まいの快適性とデザインを両立させた都市型ZEHと位置づけ、100年先も住み継がれる住まいとして提案していく考えです。 |