ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 磯貝匡志)は、当社健康保険組合と連携して取り組む健康経営が評価され、経済産業省が制度設計を行い日本健康会議が実施する「健康経営優良法人2019」の大規模法人部門(通称「ホワイト500」)に認定されました。 「健康経営優良法人2019(ホワイト500)」は、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を「見える化」し、社会的に評価を受けることができる環境を整備する目的で、健康保険組合と連携して優良な健康経営を実践している大規模法人を認定する制度です。人材確保や生産性向上等への寄与を背景に企業の健康経営への意識は年々高まっており、認定に先立ち実施される「健康経営度調査」には今年度1,801社が回答し、昨年度の1,239社から1.45倍に増加し急拡大しています。ホワイト500はこの中で評価が上位50%であり所定の基準を満たす法人に申請資格が与えられ、審査が行われた後に認定されます。
ミサワホームは、社員の健康を増進し一人ひとりがより高いパフォーマンスを発揮できる企業に成長することにより、労働生産性と社員のQOL※の双方を向上させることを目的として、昨年4月に健康宣言を制定し、代表取締役社長を最高健康責任者(CHO)に選任して健康経営に取り組んでいます。
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具体的には、保健師の常駐する健康管理室を設置し、健康相談や不調者の対応などの身近なサポートとともに、健康診断の事後措置の徹底および二次健診の受診勧奨など、社員の健康を積極的にフォローする取り組みを開始しました。また、禁煙施策として定時内禁煙の実施、健康保険組合の協力のもとで禁煙希望者に対する禁煙外来費用補助の実施、喫煙場所の撤去に着手しました。そのほか、健康増進の意識を社内に浸透させることを目的に、支社・部門対抗のウォーキングイベントを開催するなど様々な施策を進めています。このような取り組みの結果、個別の相談や健康講話の依頼が増え、社員のヘルスリテラシーの向上につながっています。 当社は今後も社員の健康保持・増進や、安心して仕事ができる職場環境を整え、更なる健康経営に取り組んでいく考えです。 ※:Quality of Life(クオリティ・オブ・ライフ) 物理的な豊かさ(質)だけでなく、精神面を含めた生活全体の豊かさのこと |