ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 磯貝匡志)は、2019年3月29日付で、資本業務提携先である大末建設株式会社(本社 大阪府大阪市中央区/代表取締役社長 日煬彰)に対する出資比率を現在の14.03%から19.24%へと引き上げます。 ミサワホームは、現在取り組んでいる中期経営計画において「『戸建住宅事業』の規模を維持しつつ、賃貸住宅を中心とした『資産活用事業』や『リフォーム事業』の既存事業を拡大し、新たな『まちづくり事業』や『海外事業』において積極的投資を行うこと」を基本方針に据えて事業を推進しています。
このうち、ミサワホームが取り組むリフォーム事業やまちづくり事業の拡大を図るため、大規模建築物の設計・施工や非住宅分野のリニューアル事業で豊富なノウハウを持つ大末建設との間で、2018年5月に資本業務提携を締結しました。現在、ミサワホームは大末建設の発行済株式の14.03%を保有する筆頭株主となっており、役員も2名派遣しています。
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資本業務提携後、ミサワホームと大末建設は営業、技術・施工、資材調達の各分野でワーキンググループを発足し、営業情報の相互活用や建築技術の共有などを進めています。また、築36年の専門学校校舎を賃貸住宅に用途変更したリファイニング建築「ASPRIME(アスプライム)千代田富士見」や、医療・介護機能を持った複合福祉施設「(仮称)ASMACI(アスマチ)浦安富岡」、アクティブシニア向け分譲マンション「ミサワホーム浦安シニアマンション(仮称)」といった、ミサワホームが事業主となるマンションや施設の設計・施工業務を大末建設に発注するなど良好な関係を構築してきました。 今回の出資比率の引き上げは、大末建設とのパートナーシップをより強固なものにすることを目的としています。ミサワホームと大末建設は、引き続き大規模建築物の設計・施工や非住宅分野のリフォームなどで協業するとともに、法人向け営業や医療機関・土地オーナー向けセミナー、社員向け研修の共同実施などにより、さらなるシナジーを追求していく考えです。 |