ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 磯貝匡志)は、「まちなか」で高まる住まいの建築ニーズに対応するため、耐震木造住宅 MJ Woodの耐火仕様を設定し、まず首都圏から運用を開始しました。 近年、都市の中心部=「まちなか」に行政,商業,住宅などの都市機能を集めるコンパクトシティ構想が進められています。これに加えて、生活利便性が高い「まちなか」での暮らしを望むDEWKS(double employed with kids:共働き子育て世帯)や単身高齢者世帯が増加していることを踏まえ、現在、ミサワホームは住まいを通じたさまざまな「まちなかソリューション」を展開しています。今回の耐火仕様の設定は、「まちなか」に多くみられる防火地域での住宅建築に対応する「まちなかソリューション」として提案します。
耐震木造住宅MJ Woodは、建物の基本性能が優れ、敷地条件に応じた柔軟なプランニングが容易なため、敷地面積が限られ、隣接建物との距離が近くなりがちな都市部での建築にも適しています。防火地域への対応については、これまで仕様や部材を邸別に検討・選定していました。今回、耐震木造住宅MJ Woodとして標準化した耐火仕様を設定することで、設計・積算、施工のプロセスをよりスムーズに進めることができます。
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また、「まちなか」での建築を想定し、最大約5.7mの大開口を実現する「MJ開口フレーム」の採用により、自動車2台を並列駐車できるビルトインカーポート設計を提案します。限られた敷地であっても駐車スペースが確保できるため、敷地外に駐車場を借りる必要がありません。将来、自動車が不要になった場合には駐車スペースを貸し出したり店舗等へ転用したりすることも可能です。 さらに、洗面所への収納付き家事コーナーの設置や、食事の準備中に子どもと会話ができるキッチン対面収納デスク、外出前の身支度や帰宅時の荷物置き場に便利な玄関横のウォークイン収納といった、忙しいDEWKSの家事・育児をサポートする仕様を新たに用意しました。 ミサワホームは、「まちなかソリューション」を推進するため、住まいづくりやまちづくりで培ったノウハウを活用し、今後も幅広い商品やサービスを展開していきます。 |