ミサワホームグループのシンクタンクである株式会社ミサワホーム総合研究所(本社 東京都杉並区/代表取締役社長 千原勝幸)は、自社が取り組む研究・調査を社内外に発信するツールとして、「ミサワホーム総合研究所レポート(以下、エムレポ:通称)」を発行します。 ミサワホーム総合研究所は、住宅業界初の独立研究機関として1973年に設立。「住まいの新たなる価値と豊かな住環境の未来を目指して」をミッションに据え、住まいに関する調査・研究・開発に取り組んでいます。ミサワホーム向けの研究にとどまらず、国内外のさまざまな企業や大学、研究機関との共同研究実績も豊富です。
会社設立以来、ミサワホームの主力工法である「木質パネル接着工法」向け接着剤の開発・改良をはじめ、世界初のゼロ・エネルギー住宅「HYBRID-Z」や100%リサイクル素材「M-Wood」、国内初の戸建て住宅向け被災度判定計「GAINET」、オリジナル制震装置「MGEO」といった先進研究を手掛けてきました。近年は、住宅への導入が急速に進むIoT機器の安全性研究や、地方自治体が取り組むまちづくりの包括支援、さらには子育て、防犯、デザインといった住まいに関わるソフト分野の造詣も深く、幅広い調査・研究に取り組んでいます。
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ミサワホーム総合研究所では、1972年から2001年までの間、研究成果を社内外に発信するべく、「テクニカルレポート」の名称で72回にわたり情報発信を続けてきました。このたび、広く取り組みを知っていただくことが必要と考え、調査・研究内容を「Society(社会)」、「Design(デザイン)」、「Technology(技術)」、「Environment(環境)」の4カテゴリに分類しました。更にテクニカルなハード分野に留まらずソフト分野にまで幅を広げ、名称についても読み手との距離感を縮めてより身近に感じてもらうため、「エムレポ」という通称で情報を発信していきます。 ミサワホーム総合研究所は、今後も豊かな住文化の形成に貢献する調査・研究を発信するため、「エムレポ」を積極的に活用していく考えです。 |