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2019年6月28日

ミサワホームグループの社員が

第61次日本南極地域観測隊に参加


ミサワホームグループからは12期連続、累計17名で観測隊に参加
今年完成予定の「基本観測棟※1」に放球デッキ※2を建設

ミサワホームグループの社員である鈴木聡(すずきさとし)が、第61次日本南極地域観測隊員に選任されました。 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所(以下、極地研究所)の所員として、11月下旬に南極昭和基地に向けて出発します。 今回の選任によりミサワホームグループからの日本南極地域観測隊への参加隊員数は累計17名、第50次から12期連続の参加となります。

南極地域観測は、南極条約に基づき、国際協力のもと国が実施する事業の一つです。 1957年以来、60年以上にわたって実施され、日本の活動拠点となる南極昭和基地では、超高層物理学、気象学、雪氷学、生物学、地学など幅広い分野で研究活動が続けられています。

観測隊は、夏季の3ヶ月間滞在する夏隊と一年超にわたり滞在する越冬隊があり、それぞれ研究観測や定常観測などを担当する「観測系」隊員と基地の設備や生活の維持を担当する「設営系」隊員で構成されています。 限られた人数で基地運営をする必要があるため、隊員はいずれも各分野の専門家であることが求められます。

このたび「設営系」の越冬隊員として同観測隊に参加する鈴木は、2015年にミサワホームが受注し、今年完成予定の「基本観測棟」に付帯する放球デッキの建設工事を行います。 建設経験のある隊員が少ない中、鈴木は越冬隊員の中で唯一の建築・土木担当であり、滞在期間中の工事を主導していきます。 新たな放球デッキは、既存のデッキに比べ、約1.5倍の大きさで全長18mと大規模なものになります。 デッキの完成により、これまで気象棟と離れて設置されていた放球棟が「基本観測棟」に集約されることで、効率的な気象観測が可能になります。 その他、既存の建物や設備のメンテナンス等を行います。   

同観測隊は11月下旬に日本を出発し、オーストラリアのフリーマントルで南極観測船「しらせ」に乗船後、昭和基地に向かいます。 このたび選任された鈴木は、現在活動中の第60次越冬隊から業務を引き継いで活動し、2021年春に帰国予定です。

ミサワホームは、今後も専門技術を有する社員の派遣等を通じて南極観測活動に協力していきます。 今回観測隊員に選ばれた鈴木には、ミサワホームグループの代表として、また南極地域観測におけるナショナルチームの一員としての誇りを持ち、任務を遂行してくれることを期待しています。

※1 現在の気象棟・地学棟・電離層棟・環境科学棟・放球棟等を統合した観測棟
※2 気象観測のため、センサーを取り付けたゴム気球を空に放つことによって際に使うデッキ


詳細はこちら (PDF398KB)
 

*この件に関するお問い合わせ先

ミサワホーム株式会社
経営企画部 コーポレートコミュニケーション課 奥本博之 横田義史

TEL03-3349-8088/FAX 03-5381-7838
E-mail:Yoshifumi_Yokota@home.misawa.co.jp

※掲載内容は、発表時点のものであり、現在と異なる場合がありますのでご了承ください。
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