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2019年7月31日

ミサワホーム特別協力

「開校100年 きたれ、バウハウス −造形教育の基礎−」展


2019年8月3日より、バウハウス開校100周年を祝う巡回展がスタート
新潟市美術館を皮切りに全国5都市を巡回、2020年五輪期間は東京で開催
日本で唯一のバウハウス専門美術館「ミサワバウハウスコレクション」から
計310点を出品


新潟市美術館での本展覧会ポスター


ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 磯貝匡志)は、造形学校バウハウスの開校100周年を記念した巡回展「開校100年 きたれ、バウハウス −造形教育の基礎−」展に特別協力します。また、株式会社ミサワホーム総合研究所(代表取締役社長 千原勝幸)の学芸員(杣田(そまだ)佳穂(かほ))は企画監修を務めます。

1919年にドイツで設立された造形学校「バウハウス」は、14年間という短い活動期間でありながら、デザインや建築、造形教育において、その思想が今もなお世界に多大な影響を与えています。開校100周年を迎えるにあたり、昨年、日本におけるバウハウス研究の中心的な役割を担ってきた研究者が集まり、「バウハウス100周年委員会」が発足しました。本委員会は、「バウハウス100ジャパン」プロジェクトと称し、2020年まで日本各地で展覧会やセミナー等各種イベントの開催、バウハウスの研究総括などを行っていきます。長年にわたりバウハウスを研究しているミサワホーム総合研究所の学芸員(杣田 佳穂)も本委員会に参画しています。

ミサワホームは、商品開発におけるデザインポリシーを「シンプル・イズ・ベスト」とし、年月を経ても愛され続ける飽きのこないデザインの実現を目指しています。バウハウスにおいて80年以上も前にデザインされた作品が、今もなお高く評価されていることは、ものづくりという共通の視点において学ぶことが多く、ミサワホームは、1989年より収集を始め、現在では、作品約1,500点、資料約1,200点、芸術関連蔵書約13,000冊を所蔵する世界でも有数のコレクターとなりました。1996年には日本で唯一のバウハウス専門美術館「ミサワバウハウスコレクション」を開館し、毎年異なるテーマで企画展を開催しているほか、国内外の美術館に出品・企画協力するなど、芸術・文化振興に貢献しています。   

このたび、バウハウス100周年委員会は、「バウハウス100ジャパン」プロジェクトのメインイベントとして、新潟県・兵庫県・香川県・静岡県・東京都の全国5都市の美術館を巡る展覧会「開校100周年 きたれ、バウハウス ‐造形教育の基礎」を開催します。2020年の東京五輪開催期間中は、東京ステーションギャラリーにて展示を行うため、世界中のバウハウスファンにも多くの作品をご覧いただける機会となっています。

この展覧会において、ミサワホーム総合研究所の学芸員は企画監修を務め、ミサワホームは特別協力企業として、バウハウスコレクションから計310点を出品します。今回の展覧会では、これまでミサワバウハウスコレクションで積み上げてきた研究の知見を活かし、実際にバウハウスで行われた授業を体験できる仕掛けや、工房での教育とそこから生み出されたデザインの成果などを紹介することで、「バウハウスとは何か」という問いを深められる展示となっています。また、ヴァシリー・カンディンスキーの「小さい世界(版画集・12点組)」や、世界でもファンの多いマルセル・ブロイヤーの「クラブアームチェアB3(ヴァシリー)」(1928−1929年製造)などミサワホームが所蔵する作品を中心に、東京国立近代美術館、宇都宮美術館など国内の美術館が収集してきた珠玉の作品を展示するとともに、バウハウスで学んだ4名の日本人留学生の活動を紹介する初めての機会となります。

ミサワホームは、これまで収集したバウハウスコレクションや研究成果を活用し、多くの方に良質なデザインに触れていただく機会を提供することで、これからも芸術や文化の発展に寄与していきます。


詳細はこちら (PDF1.1MB)
 

*この件に関するお問い合わせ先

ミサワホーム株式会社
経営企画部 コーポレートコミュニケーション課 奥本博之 佐野遥香

TEL03-3349-8088/FAX 03-5381-7838
E-mail:Haruka_Sano@home.misawa.co.jp

※掲載内容は、発表時点のものであり、現在と異なる場合がありますのでご了承ください。
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