ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 磯貝匡志)と株式会社ミサワホーム総合研究所(代表取締役社長 千原勝幸)、岡山県備前市(市長 田原隆雄)の3者は、備前市で近年未使用状態が続いていた築30年の空き家の利活用アイデアを募集する「びぜんたてものリボーンコンペ2019」を開催し、本日、最優秀賞をはじめとする各賞を発表しました。 ミサワホームグループは、生産工場の一つが備前市にあることをきっかけに、2018年2月、備前市と「まちづくり包括連携に関する協定」を締結、これまで両者はまちづくり事業の推進並びに地域活性化を目指し様々な協議を重ねてきました。
今回実施した「びぜんたてものリボーンコンペ2019」は、内閣府主催の「地域創生・政策アイデアコンテスト2017」で備前市が優秀賞を受賞した、空き家を利用した地域活性化案を具現化したものです。ミサワホームグループはコンペの企画・運営を担当しました。
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築30年の3階建て空き家について、実際に利活用することを前提に、事業性や公共性、デザイン性などを総合的に審査するトータル部門と、実現性にこだわらず、既成概念にとらわれない斬新なアイデアを募集するアイデア部門の2部門で、昨年10月より募集を開始。ミサワホームグループと備前市のほか、地元大学教授や物件所有者による厳選なる審査の末、本日、それぞれの部門の最優秀賞・優秀賞・ミサワホーム賞(特別賞)が決定されました。 なお、トータル部門の最優秀賞は、今後実際に受賞者が事業を行うか協議後、起業資金をクラウドファンディングで募り、地域にもサービス利用者にも喜ばれる、空き家を利用した地域活性化モデルとして実際に事業を実現させる予定です。 ミサワホームと備前市は、今回のコンペ開催にとどまらず、今後も地域活性化に向けた幅広い分野での協業を進めていきます。また、ミサワホームはこれからも行政と連携した取り組みによって、空き家問題をはじめとした住生活関連の課題解決に積極的に貢献していきます。 |