ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員:磯貝匡志)は、本日設立された一般社団法人日本バウハウス協会(理事長:浅葉克己)に参画し、協会の副理事長に当社取締役会長の竹中宣雄が、理事に取締役専務役員の作尾徹也が就任しました。また、協会事務所を「ミサワバウハウスコレクション」と同じ建物内に設置するなど、今後、協会の活動に積極的に協力していきます。
1919年にドイツで設立され、近代デザインの礎を築いた造形学校「バウハウス」の思想は、今もなお世界に多大な影響を与えています。ミサワホームは、モダンデザインの源流であり、人を主役として考えるバウハウスのデザインから多くの学びがあると考え、1989年よりバウハウス作品の収集を始め、現在は日本最多のバウハウス関連物を所有しています(作品1,500点、資料1,200点、芸術関連蔵書13,000冊)。1996年には日本で唯一のバウハウス専門美術館「ミサワバウハウスコレクション」を開設し、社員への教育のみならず、建築や造形を学ぶ学生やデザインに興味がある人々の学びに広く役立てるため、20年以上にわたり企画展を開催しています。また、国内外の美術館におけるバウハウス展覧会の企画に協力し、所蔵品の出品などの啓蒙活動に取り組んでおり、国内外からバウハウスの情報が集まる拠点となっています。
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バウハウス設立100周年である本年、「日本バウハウス協会」は、バウハウスの理念や本質を日本国内に普及させることで、多くの人々にデザインの概念を身近に感じてもらうことを目的に設立されました。今後、本国ドイツにあるバウハウス・デッサウ財団やヴァイマル・バウハウスミュージアムなどと連携を図り、国際的ネットワークに加入するとともに、マガジンの発行、セミナー開催等様々な媒体を通じてバウハウスの魅力を伝えていきます。協会会員は専門性をもつ研究者や企業のほか、一般の社会人や学生などの個人も対象とし幅広く募集します。ミサワホームもこうした協会の活動に対し、より多くの人々がデザインの概念を身近に感じ親しみを持てるよう、長年培ってきた啓蒙活動の経験をいかし、協会を支援していきます。 ミサワホームは、デザインが住まいの価値を高めて人々の豊かな生活に貢献するという考えのもと、住まいのみならず「生活をデザインする」企業を目指し、優れたデザインの普及や豊かなライフスタイルの実現に貢献していく考えです。 |