ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員:磯貝匡志)は、公益財団法人西洋美術振興財団(理事長:高階秀爾)より、「開校100年 きたれ、バウハウス―造形教育の基礎―」展の開催における貢献や長年にわたるバウハウスの作品、資料の収集、調査研究及びそのコレクションの展示公開など、日本における西洋美術研究の振興に寄与した功績が評価され、「学術的に優れた展覧会等の実現に貢献した団体」として第15回西洋美術振興財団賞「文化振興賞」を受賞しました。 ミサワホームは、1989年よりモダンデザインの源流のひとつである造形学校「バウハウス」作品の収集を始め、現在では日本最多のバウハウス関連作品・資料を所有しています(作品1,500点、資料1,200点、芸術館連蔵署13,000冊)。1996年にはギャラリー「ミサワバウハウスコレクション」を開設し、作品の調査研究の成果を、20年以上にわたって展覧会で展示公開し、バウハウスの多彩な活動と思想を紹介し続けてきました。 昨年、バウハウスは開校100年を迎え、世界各地で記念事業が行われました。巡回展「開校100年 きたれ、バウハウス―造形教育の基礎―」展は、日本での記念事業の核となる展覧会でありミサワホームは特別協力企業として計310点の所蔵作品を出品しました。 さらにミサワバウハウスコレクションの学芸員が企画・監修者の一人として参画し、バウハウスの教育の詳細を展示に加えることで本展覧会に新たな視点をもたらしたこと、また、バウハウスで学んだ日本人留学生全員を取り上げて日本とバウハウスのつながりを紹介した点でも高い評価をいただきました。 ![]() ミサワバウハウスコレクション ![]() 「1923年のバウハウス展のポスター」 ミサワホームは、これからも「ミサワバウハウスコレクション」の活動を中心に、今後も芸術・文化の発展に寄与し、人々の豊かな生活の実現に貢献していく考えです。
【西洋美術振興財団賞について】 |