エーリッヒ・ディークマン
《小椅子》1928年頃
グンタ・シュテルツル
《テキスタイルのデザイン》1927年
Ⓒ VG BILD KUNST, Bonn&
JASPAR, Tokyo, 2022 E4625
ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員磯貝匡志)は、愛知県の豊田市美術館にて開催される「交歓するモダン機能と装飾のポリフォニー」展に特別協力し、所蔵する「ミサワバウハウスコレクション」の作品24点を出展します。なお、本展覧会は島根県立石見美術館、東京都庭園美術館に巡回する予定です。
1919年にドイツで設立された造形学校「バウハウス」の思想は、デザインや建築、造形教育において今なお世界に多大な影響を与えています。ミサワホームはバウハウスのデザインから多くの学びがあると考え、1989年にバウハウス関連の作品の収集をはじめ、1996年に日本で唯一のバウハウス専門美術館「ミサワバウハウスコレクション」を開設しました。 今回開催される展覧会は、西欧を中心に日本を含む各地でさまざまな「モダン」の形が現れた1910年代から30年代の作品を展示。当時の作家たちが国やジャンルを越えて同期し合い、共鳴しながら探求したいくつもの「モダン」の形が約400点集結して紹介されます。「ミサワバウハウスコレクション」からはグンタ・シュテルツル「テキスタイルのデザイン」やエーリッヒ・ディークマン「小椅子」など24点の作品を展示。あわせて、ミサワホームグループの株式会社ミサワホーム総合研究所の学芸員が展覧会の図録にブルク・ギービッヒェンシュタイン美術工芸学校に関する論文を提供しています。 ミサワホームは、これまで収集したバウハウスコレクションや研究成果を活用し、多くの方が良質なデザインに触れる機会を提供することで、これからも芸術や文化の発展に寄与していきます。 |