
ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 作尾徹也)は、2014年4月以降新規受付を一時休止していたCO2排出削減プロジェクト『ECOになる家の会』を刷新し、新たにJ-クレジット創出事業『ミサワ グリーンウェーブ』として、2025年5月1日より新規受付を開始いたしました。
『ミサワ グリーンウェーブ』は、太陽光発電による自家発電・自家消費によって削減されたCO2排出量を国の認証制度「J-クレジット制度」※1を通じてクレジット化し、その価値を換価することで、幅広い環境・社会貢献活動に活用する取り組みです。2021年10月に閣議決定された「地球温暖化対策計画」では、2030年度のJ-クレジット認証量の目標が1,500万t-CO2に設定されるなど、カーボンニュートラルの実現に向けてさらなる市場の活性化が期待されています。
ミサワホームでは、2009年に一般家庭での太陽光発電によるCO2排出削減効果を活用する全国初※2の仕組みとして、オーナーさまを会員とする『ECOになる家の会』を発足しました。同会では、オーナー宅におけるCO2排出削減量を「環境価値」として取りまとめ、これまでに約3万t-CO2※3のクレジットの認証を取得。当社はその全量を買い取る場合と同等額をCSR活動の原資として寄付し、オーナーさまとともに推進する環境・社会貢献活動の一環として展開してきました。2014年4月以降、受付を一時休止していましたが、2025年1月7日に開催されたJ-クレジット制度認証委員会において、当社申請のプロジェクトがプログラム型排出削減プロジェクトとして正式に承認されたことを受け、新たな取り組みとして始動いたします。
『ミサワ グリーンウェーブ』の名称には、「オーナーさまとともにカーボンニュートラルへの取り組みを、どこまでもつながる波のように、未来に広げていきたい」という想いが込められています。従来の仕組みを踏襲しつつ、オーナーさま専用サイト「ミサワオーナーズクラブ」からの参加登録が可能になるなど、より多くのオーナーさまが容易に参加できる環境を整えました。
今後は、『ミサワ グリーンウェーブ』のさらなる周知拡大と会員数の増加を図り、2030年度までに累計1.7万t‐CO2相当のクレジット創出を目指します。加えて、創出したJ-クレジットは、南極における地域環境観測活動の支援をはじめ、当社保有森林での整備・植樹活動、太陽光パネル廃材の再利用などの新技術開発への投資など、地球環境保全につながる幅広い取り組みに活用し、オーナーさまとともに持続可能な社会の実現に貢献いたします。
1 J-クレジット制度とは、省エネルギー・再生可能エネルギー設備の導入等による温室効果ガス排出削減量や、適切な森林管理等による温室効果ガスの吸収量を、国がJ-クレジットとして認証する仕組みです。発行されたJ-クレジットは、他の企業等との間で取引することができ、購入者は自身の温室効果ガス削減目標の達成等に活用が可能です。
2 当社調べ。
3 2010年度〜2021年度の累計。

*この件に関するお問い合わせ先
管理本部 広報・渉外部 コーポレートコミュニケーション課 有川太郎 岩井須美佳
TEL03-3349-8088/FAX 03-5381-7838
E-mail:koho@home.misawa.co.jp