プライム ライフ テクノロジーズ株式会社(東京都港区港南二丁目16-4 / 代表取締役社長 道浦正治、以下PLT)とPLTグループ住宅3社(パナソニック ホームズ株式会社、トヨタホーム株式会社、ミサワホーム株式会社)及び株式会社ミサワホーム総合研究所は、人々の豊かなくらし=「プライム ライフ」の実現を目指し、注文住宅を建築し新築入居から20年以上経過している“シニア”オーナーさまと、同じく5年以内の“ジュニア”オーナーさまの住まいづくりやくらし方について、アンケート及びインタビュー形式による世代間の比較調査を共同で実施しました。
主な調査結果と分析は以下のとおりです。 ※シニア=Sr. / ジュニア=Jr.と表記。調査結果詳細はPDF参照。
■購入意識
- 住宅取得動機は「結婚をきっかけに」が大幅増。ライフステージ早期段階での取得傾向が顕著に。(Sr. : 8%⇒Jr. : 26% / +18p)
- 「住宅ローンの金利や税制優遇措置があったから」が倍増。(Sr. : 7%⇒Jr. : 16%へ / +9p)
■建物サイズ
- 建物は縮小傾向。最多延床面積帯は10坪程度小さく。少子化や建物価格上昇などの影響大。(Sr. : 36〜46坪⇒Jr. : 27〜36坪 / ▲10坪)
■収納課題
- Sr.もJr.もいずれも子どもの成長に伴い衣類や靴が増え続け、特に衣類の収納に困る傾向が高い。
世代を問わず収納は課題で、ライフステージの変化を見越した間取り設計や住みこなしが必要。
(Sr. : 衣類の収納に困っている割合は子の誕生前は30%で小中高と成長するにつれて増加傾向)
(Jr. : 同じく子の誕生前は41%とSr.と比べても高い比率、成長するにつれてさらに増加傾向)
そのほかSr.で多い和室やバルコニーの採用がJr.では減少し、代わりにパントリーや玄関土間収納、ファミリークロゼットほか家事効率化スペースが増えるなど、“間取りの常識”に変化が見られました。住宅のコンパクト化が進んだことで、今後も室内空間の効率化の傾向は続くと考えられます。
約20年を隔てた注文住宅のオーナーさま同士の比較調査により、住まいづくりやくらし方のスタンダードがどう変化したか、また、その課題などが明らかになりました。今回の調査結果で得られた「くらしの知見」を活かし今後の商品開発やまちづくりに反映させるとともに、注文住宅を検討中のお客さまとの商談においてもこれからの住まいづくりにふさわしい生活提案を進めてまいります。

*この件に関するお問い合わせ先
プライム ライフ テクノロジーズ株式会社
HP:https://prime-life-tec.com/
HP:https://prime-life-tec.com/