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平成9年11月20日
ミサワホーム、バウハウスコレクションを 川崎市市民ミュージアムの「バウハウスの写真」展に出展
- 「写真」からバウハウスを捉える日本初の大規模な展覧会
- 「ミサワ バウハウス コレクション」から40点余を出展
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ミサワホーム株式会社(代表取締役社長 三澤千代治)は、11月23日から、川崎市市民ミュージアム(川崎市中原区)で開催される「バウハウスの写真」に、当社所蔵のバウハウスの作品約40点を出展します。
『バウハウス』は、1919年建築家ヴァルター・グロピウスによってドイツに創設された造形学校で、“芸術と技術の融合”“工業化デザインの創造”を目指した活動は、わずか14年という短い期間ながら世界の建築、デザイン、造形教育に多大な影響を与えました。新しい造形理論に基づいた教育方法のもとで制作された作品は、当時においては革新的ともいえるデザインであり、70年余りを経た今日でも製品として生産が続けられているものが数多くあります。ミサワホームでは、時代を超えて人々に支持され、近代デザインの源流ともなったバウハウスの思想に共感し、「ミサワ バウハウス コレクション」として平成元年より収集を開始、現在1500点あまりを所蔵しています。所蔵作品はミサワホーム総合研究所内に常設展示し一般公開しているほか、当社の商品カタログの表紙等で紹介されています。一般の展覧会に当社のバウハウスコレクションを貸与するのは、今回で9回目となります。
川崎市市民ミュージアムでのバウハウス展は2回目となりますが、今回はバウハウスの幅広い活動の中から「写真」をとりあげ、写真表現の可能性を広げた様々な試みを紹介するものです。教師と学生約50名による約300点の写真作品とそれに関連する作品・資料を展観する本展は、「写真」という側面からバウハウスを捉える日本では初めての大規模な展覧会といえます。作品の展示のほか、内外の研究者による研究の成果をまとめた論集を出版、ドイツから研究者を招き講演会も開催されます。会期は11月23日(日)から2月1日(日)までです。
<「ミサワ バウハウス コレクション」から出展する主な作品>
- ヘルベルト・バイヤー 「展覧会パビリオン案」(1924年)
- イレーネ・ホフマン ポスターのデザイン「ジャズ」(制作年代不詳)
- ハインツ・レーヴと 「二重の肖像」(1927年)
- ヘルマン・トリンカウス
<「バウハウスの写真」の開催概要>
- 主催 川崎市市民ミュージアム/東京ドイツ文化センター
- 会場 川崎市市民ミュージアム(川崎市中原区) TEL 044(754)4500
- 会期 1997年11月23日〜1998年2月1日まで
- 休館日:毎週月曜日(11/24は開館)、祝日の翌日、12/28〜1/5
- 開館時間 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 観覧料 一般700円、小中高大生300円
- 関連イベント(講演会)
講演者 ロルフ・ザクセ教授(写真史)
期 日 12月6日(土)13時30分〜15時30分
会 場 映像ホール(270席)
入 場 無料
以 上
本件に関するお問い合わせは、ミサワホーム株式会社 広報部 担当:大原
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