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平成10年2月18日
ローン返済の不安を解消ミサワホーム“ 収入型住宅”を発売
- 戸建てベース、アパートメントベースの2タイプ
- 住宅を新築できる上にローン負担を軽減
- 史上最低金利の有効活用が可能
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ミサワホーム株式会社(代表取締役社長 三澤千代治)では、この度、“収入型住宅”を全国一斉(北海道、沖縄除く)に発売致しました。これは、景気の悪化による新築希望者の不安感解消のために、限られた敷地を有効に活用し、居住スペースを確保した上で、一部を賃貸住宅とし、家賃収入をローン返済に充てるという新提案です。
住宅市場は、地価の下落、低金利など持ち家取得者にとって好条件が揃っているにもかかわらず、消費税アップの影響、相次ぐ大型企業の倒産、金融不安などの要因から、消費者の買い控えが拡がっています。特に住宅購入の際には長期ローンを組むケースが多く、景気、雇用の先行き不安が大きく作用していると考えられます。一方、共働き世帯数の増加、家賃相場の回復などの様々な調査統計では、賃貸住宅利用者が確実に増加しています。こうした状況から、ミサワホームは市場に合った的確なプランであれば低金利を生かした安定経営が行えると判断。“収入型住宅”の発売に至りました。
“収入型住宅”は、1,戸建て・アパート部品の共通化によりコストダウンを推進。2,外観は戸建て風で、街並みや好みに合わせ様々なデザインの演出が可能。3,戸建てベース、アパートメントベースの2タイプを用意・・・など、賃貸市場、敷地条件、資金計画に合ったプランの提供で、安定したアパート経営につなげる工夫を施しています。
<戸建てベース> 敷地条件により2階建て3階建てのどちらかの提案が可能で、2階建ての場合は左右に住居スペース、賃貸スペースを分け、境界を2重にすれば、将来、賃貸スペースを改築することで、一戸のファミリータイプとして分譲、3世代住宅としての対応が可能です。3階建ての場合は1階部分を2世帯の1Kとして賃貸し、2・3階を住居スペースとします。狭小敷地にも建築可能です。
<アパートメントベース> アパートプランをベースに2世帯分をつなげることで、居住部分を確保したもで、将来はこの部分も賃貸用に改装し、別の場所でオーナー独自の新築計画も可能です。坪単価は、タイプ、世帯数により様々ですが、モデルプラン「DEBUT自由空間3」ベース(51坪)は51万円。アパートメントベースは更に安く43万円から。初年度販売目標は1000棟を設定しています。
“収入型住宅”を建築した場合のメリットは以下の通りです。
1)ローン負担の軽減
このプランは近郊で初めて住宅を取得される方をターゲットに「DEBUT自由空間3」52坪タイプをベースとしています。賃貸市場も、坪家賃は5000円というボリュームゾーンでの試算をしています。
自宅のみ建設した場合は、建築費、付帯工事、諸費用合計2680万円で、建築費+付帯工事費の20%の自己資金があると仮定すると1980万円の借入が生じ、年間102万円の返済が必要になります。
一階部分を賃貸にした場合は、総費用、借入金共に590万円、年間返済額は41万円増加しますが、102万円の家賃、駐車場収入があるので、実質返済額は61万円少なくなります。
2)老後の安定収入の確保
借入金完済後は家賃は、そのまま副収入になります。また、AM体制が充実しているミサワホームなら、長期維持管理費も少なく、リタイヤ後も自己年金として活用できる長期安定収入が見込めます。
3)家族構成の変化に対応できる柔軟性
史上最低といわれる現在の金利で住宅を取得できる上、キッチン、トイレなど水回りも確保できているので、給排水工事が不要で、将来の家族構成での3世代住宅への対応も改築だけで可能で、より手軽です。
4)節税効果
アパート経営は事業なので節税のメリットが生まれます。収入合算による青色申告ができ所得税が、また固定資産税、相続税も軽減が受けられます。
以 上
本件に関するお問い合わせは、ミサワホーム株式会社 広報部 担当:大原
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