平成10年3月5日
日本企業第一号、ミサワホームのコンピュータ情報システムが
「100% Pure Java」の認定取得
- コンピュータ言語「Java」による最先端ソフト
- 一度のソフト開発でハードを選ばず作動
- 住宅事業における情報処理分野でも国際標準化の方向
- お客様へのより速い、より質の高い提案が可能に
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ミサワホーム株式会社(代表取締役社長 三澤千代治)ではミサワバン株式会社(代表取締役社長 山澤興英)と共同で、ミサワホームグループのコンピュータ情報システムの構築を進めていますが、このほど、同システムの一つである「建築プレゼンテーションシステム」が、米国Sun Microsystems社が開発したコンピュータ言語「Java 」の「100% Pure Java認定プログラム」における認定を、日本企業として初めて取得しました。
Javaはインターネットやイントラネットなど、主にネットワーク型のシステムに接続し て使う、プログラム(ソフトウェア)開発のためのコンピュータ言語です。一度ソフトウェアを開発すればコンピュータの機種を選ばず動作し、さらに豊富なライブラリと安定性によりプログラムの開発期間を大幅に短縮できるという特徴を持っています。
米国Sun Microsystems社は、専門の検査機関(認定センター)を設置し、Javaで開発されたコンピュータプログラムのマルチプラットホーム性の認定のため、全世界を対象とした検証テスト・認定作業を行い、Javaプログラムのホールマーク(品質証明)を付与しています。また同社はISO/IECにおける情報技術の国際標準化に仕様提案者(PAS Submitter)として既に承認されており、Java 技術の国際標準化の方向が決まっています。
ミサワホームが認定を取得したのは、住宅の各種図面や資金計画など、ホームエンジニア(営業マン)がお客様に提出する「プレゼンテーションボード」の作成システムです。Java の導入により、基本ソフトの開発期間を従来の1/2に短縮。また全国にシフトするディーラーのどのハードウェアにもソフトが対応できるため、お客様へのより速い、より質の高いプレゼンテーションが可能になることは勿論、営業効率の向上やコストの低減も期待できます。
ミサワホームでは、住宅事業における販売・生産・施工分野に加え、情報処理分野においても品質の向上、コスト削減の1ステップを踏み出すことができたと考えています。今後も、今回の認定取得を基本として“ミサワホームグループ情報システム”のさらなる構築を進めていく方針です。
■今回の認定の概要
- 認定の名称 100% Pure Java認定プログラム
- 認定機関 米国JavaSoft社および米国KeyLabs社(米国Sun Microsystems社より委託)
- 対象となるプログラム Bayer:建築プレゼンテーションシステム
- 認定プロダクト一覧 http://java.sun.com/100percent/latestlist.htmlに掲載
Sun Microsystems、java、JavaSoft、100% Pure Javaは、米国およびその他の国、地域における米国Sun Microsystems.,Inc.の登録商標です。
本件に関するお問い合わせは、ミサワホーム株式会社 広報部 担当:大原
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