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平成15年11月6
ミサワ バウハウス コレクション
「バウハウス 1933-1945」を開催
 

○バウハウス閉校から第2次大戦の終戦までを焦点に、約110点を展示
○11月10日(月)から翌年3月5日(金)まで、一般に無料公開

 ミサワホーム株式会社(代表取締役社長 佐藤春夫)の自社ギャラリー「ミサワ バウハウス コレクション」(所在地:東京都杉並区高井戸西)は、11月10日(月)より2004年3月5日(金)までの間、新企画展「バウハウス 1933-1945」を開催します。

 「バウハウス」は、1919年ドイツに設立されました。デザイン、建築、造形教育において今なお世界に多大な影響を与えているこの造形学校は、建築のもとにあらゆる芸術を統合しようとの思想から、家具や照明器具、陶器や金属器などの日用品、テキスタイルなど幅広い分野で新たな形態を目指して活動しました。14年間という短い活動でしたが、さまざまな試みは80年以上経った現在でも生活の随所に生かされています。
 今回の企画展では、1933年8月にバウハウスが正式に閉校した時点から、第2次世界大戦が終わる1945年までの作品を中心に、約110点を展示します。
 モダンデザインの源流として知られるバウハウスには、世界で活躍する有名なデザイナーもいれば、優れた作品を残しながらもその後の活動が知られていない人も多くいました。

 閉校と同じ年にドイツにヒットラー内閣が発足し、1939年の大戦勃発、1945年には無条件降伏と、激動期の歴史的背景から、これまでバウハウスの人々(=バウホイスラー)はナチスによって弾圧され、排斥されていたと思われていました。が、近年の研究により、それだけではなかったという事実も明らかになっています。
 亡命、教授職の剥奪、制作禁止、活動停止などを余儀なくされた人、ユダヤ人として迫害された人がいる一方で、ファシズムに荷担する行動やナチスに関連した仕事を行った事実もありました。今回は閉校後のバウホイスラーたちのさまざまな歩みを辿っています。

■ミサワ バウハウス コレクションについて
 ミサワホームの設計方針「シンプル イズ ベスト」は、年月を経ても飽きのこないデザインを実現することで住宅の価値を高めることを目的としています。バウハウスにおいて80年も前に設計され、デザインされた作品が今なお高く評価されていることは、ものづくりをするという共通の視点において学ぶ点が多く、強い関心を寄せています。  新しいデザインを求めて止まない時代に、モダンデザインの源流を身近に感じることは、デザインや建築に携わる者にとってこの上ない財産となると信じています。

■「バウハウス 1933-1945」展概要
開催期間: 11月10日(月)〜2004年3月5日(金)
主な展示作品: 「無題(座像)」ゲアハルト・マルクス(1945)
MOMAバウハウス展の館報拍子 ヘルベルト・バイヤー(1937)
花瓶「ベルリン」ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルト(1937)
「ラーテカウの教会」ヘルベルト・シュラメン(1929-1933頃) 他
ギャラリートーク: 午後3時より当館学芸員による解説を行います(1時間程度)
12/5、1/9、2/6、3/5の4回開催予定
有料(ガイドブック付)詳細は予約時にお問い合わせください

■「ミサワ バウハウス コレクション」の施設概要
ミサワホームでは、平成8年に展示スペース「ミサワ バウハウス コレクション」を開設しました。作品約1,500点、蔵書約13,000点、資料1,200点におよぶコレクションの中から毎回異なるテーマで企画展を開催。建築やデザインに携わる方々を始め、一般の方々に公開しています。
運 営: (財)住宅都市工学研究所
所在地: 東京都杉並区高井戸西1―1―19
ミサワホーム総合研究所内1F・B1F(井の頭線高井戸駅より徒歩8分)
TEL: 03―3247―5645
開館時間: 10:00〜17:00(金曜日のみ19:00まで)*要予約
休館日: 毎週水・土・日曜日、祝日、年末年始(12/25 〜1/5)
入場料: 無 料
URL: http://www.bauhaus.ac
以 上

ミサワホーム株式会社
代表取締役社長 佐藤春夫

* この件に関するお問い合わせ
(財)住宅都市工学研究所
バウハウスプロジェクト 杣田(そまだ)佳穂
TEL03-3247-5645(直通)
ミサワホームホールディングス株式会社
広報グループ  田代 剛一郎
大原亜砂子
TEL:03-3349-8088(直通)

※掲載内容は、記者発表時のものであり、現在と異なる場合があります。
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