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平成16年3月30日 |
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ケアハウス制度を活用した品川区独自の高齢者複合施設 「ケアホーム西五反田」「さくらハイツ西五反田」オープン |
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○ 介護が必要になっても住み続けられる新型ケアハウス
○ 自治体と公益法人、民間企業が連携した初のケア事業
○ 全室個室小規模(9名)ユニットケア方式を採用
○ 初のケアハウス運営で、更なるノウハウ獲得を目指す |
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ミサワホームグループの株式会社マザアス(代表取締役常務 吉田肇)と、品川区及び社会福祉法人さくら会が連携し推進している品川区高齢者複合施設「ケアホーム西五反田」「さくらハイツ西五反田」がこの度完成し、4月1日に開設します。
平成5年6月にミサワホーム株式会社が開設した介護専用型高齢者住宅「マザアス南柏」は、株式会社マザアスが運営しています。ここでの運営実績などが評価され、平成12年4月に品川区より高齢者複合施設の運営コンサルティング及び施設運営を受託し、開設に向けて設計支援や事業・運営計画の策定、介護者の採用・研修等を行ってきました。
ケアハウス制度を活用した同施設は、介護が必要な高齢者を対象とした「ケアホーム西五反田」と、自立した高齢者を対象とした「さくらハイツ西五反田」の複合施設です。 |
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2つの施設を複合することにより、高齢期の身体的、精神的な能力の変化に対応でき、「将来介護が必要になっても安心して住み続けられる高齢者の住まい」を実現しています。
また同施設は、品川区所有の土地に、さくら会が一部補助金を得て建物を建設し、当社と連携して運営を行う3者連携の仕組みをとっています。土地代と建設費用がかからない分、入居者は介護保険と比較的安い入居費で、より良質なサービスを享受できます。
「ケアホーム西五反田」は、「特定施設入所者生活介護」の指定を受けたケアハウスで、介護の必要な高齢者の方を対象に、一定の自己負担で必要な介護サービスを利用できる施設です。個室9室と居間・食堂で構成されたスペースを1ユニットとし、ユニットごとに介護を行う「全室個室小規模ユニットケア方式」を採用しました。 |
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「さくらハイツ西五反田」は、自立した高齢者を対象とし、高齢者に配慮した施設やサービスの提供を行い、入居者が安心して生活できることを目的とした住まいです。また将来介護が必要になった時のために、入居者の相互扶助による「介護の安心基金」を設け、「ケアホーム西五反田」に移り住むことができます。
高齢期を過ごす住まいの新たな選択肢として、また自治体・公益法人・民間企業が連携した初のケア事業として、同施設を積極的にアピールしていきます。 |
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■介護が必要になっても住み続けられる「新型ケアハウス」 |
「ケアハウス」とは、老人福祉法の軽費老人ホームの中に位置付けられ、身の回りのことは自分でできる高齢者の方を対象としています。従来のケアハウスは介護が必要な方は入居できず、また入居していても介護が必要になると退去となりましたが、2000年度より介護保険法の「特定施設入所者生活介護」の指定を受けたケアハウスについては、介護が必要な方も入居できるようになりました。 |
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品川区高齢者複合施設は、「さくらハイツ西五反田」が自立した高齢者の方を対象としたケアハウスであるのに対し、「ケアホーム西五反田」は「特定施設入所者生活介護」の指定を受けたケアハウスとして、要介護の方を対象にしています。2つの施設を複合することで、元気なうちから入居し、介護が必要になっても安心して住み続けられる「新型ケアハウス」が実現しました。 |
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■「ケアホーム西五反田」「さくらハイツ西五反田」の主な特長 |
「ケアホーム西五反田」は、「特定施設入所者生活介護」の指定を受けたケアハウスで、介護の必要な高齢者の方を対象に、一定の自己負担で必要な介護サービスを利用できる施設です。個室9室と居間・食堂を有するスペースを1ユニットとし、ユニットごとに介護を行う「全室個室小規模ユニットケア方式」を採用しました。個室と共有スペースでの共同生活を組み合わせることにより、個々の生活スタイルに配慮しながら、家庭的な環境の中で残存機能を活かし、可能な限り自分らしく暮らすことを目的としています。また介護の程度別にユニットを構成し、身体状態や心身の状況に応じて、ケアホーム内での住み替えが可能です。各フロア3ユニット、合計9ユニットを備えています。 |
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「さくらハイツ西五反田」は、自立した高齢者を対象とし、高齢者に配慮した施設やサービスの提供を行い、入居者が安心して生活できることを目的とした住まいです。バリアフリー設計の各住戸をはじめ、食堂、娯楽室、浴場などが利用でき、高齢期の生き生きとした暮らしをサポートします。また将来介護が必要になった時のために、入居者の相互扶助による「介護の安心基金」を設け、「ケアホーム西五反田」に移り住むことができます。1人用35戸、2人用4戸を用意しています。 |
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■クリニック・コンビニエンスストアと連携した入居者サポート |
施設に隣接したクリニックの協力を得て、入居者は定期的な訪問診療サービスが受けられ、健康の維持増進を図ることができます。また、施設1階にあるコンビニエンスストアでは、介護関連の品揃えはもとより、陳列棚や通路幅を車椅子対応とし、入居者に配慮した店舗になっています。その他にも施設内でのイベントで制作した作品の展示コーナーを設けるなど、入居者の憩いの場を提供しています。 |
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■「ケアホーム西五反田」「さくらハイツ西五反田」開設までの経緯 |
平成12年4月 |
品川区より運営コンサルティング・施設運営を受託 |
平成13年4月 |
工事着手 |
平成15年5月〜6月 |
両施設内覧会を開催 |
平成15年6月〜8月 |
両施設入居者募集 |
平成15年8月 |
「ケアホーム西五反田」入居者調整会議 |
平成15年10月 |
「さくらハイツ西五反田」抽選会 |
平成15年11月 |
「ケアホーム西五反田」入居者2次募集 |
平成15年12月 |
「ケアホーム西五反田」2次募集入居者調整会議 |
平成16年2月 |
落成式 |
平成16年4月 |
開設 |
*施設内覧会 延べ1,500人が来場
*募集倍率「ケアホーム西五反田」2倍、「さくらハイツ西五反田」5.7倍
*現在募集は終了し、各施設30名の待機者がいます。 |
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■ミサワホームのシルバー事業に対する取組み |
ミサワホームでは「身体的、精神的な機能に変化が生じても、その人に合った様々なライフサポートを提案することで、その人らしい普通の暮らしを可能にする」ことを基本理念とし、平成5年6月に千葉県流山市で介護専用型高齢者住宅「マザアス南柏」を開設しました。同施設の運営を通じて、試行錯誤を繰り返しながら、シルバー事業に対する独自のノウハウを着実に身に付けてきました。その後も、特別養護老人ホームやデイサービスセンター、グループホームなど、様々なタイプの介護・福祉施設を全国各地で手がけ、今では対応できない分野はないほど経験を積み重ねています。 |
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今回の運営コンサルティング及び施設運営受託にあたっては、設計施工といったハード面だけでなく、運営まで行ってきた「マザアス南柏」での経験が高く評価されました。当社では、初のケアハウス運営によって、更なるノウハウが獲得できると考えています。 |
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■施設概要 |
・設置・運営主体 |
:社会福祉法人さくら会 |
・運営協力 |
:株式会社マザアス |
・所在地 |
:東京都品川区西五反田3丁目6番6号 |
・敷地面積 |
:6,429.73 |
・延床面積 |
:19,953.02 (高齢者複合施設部分8,810.88 ) |
・構造・規模 |
:SRC造・地上14階建(ケアハウスは2〜4階部分) |
・総戸数 |
:「ケアホーム西五反田」 − 81室(1ユニット9室×9ユニット) |
:「さくらハイツ西五反田」− |
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1人用(約42 )1DK 35戸/2人用(約56 )2DK 4戸 |
・開設日 |
:平成16年4月1日 |
・入居費用 |
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<さくらハイツ西五反田>
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前払金併用方式 |
前払金(8年分) |
960万円 |
預かり保証金 |
30万円 |
月々の費用 |
約16万円 |
月払い方式 |
預かり保証金 |
30万円 |
月々の費用 |
約26万円 |
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1人入居 |
2人入居 |
入居
一時金 |
住まい
の費用 |
300万円 |
600万円 |
安心基金 |
650万円 |
1,300万円 |
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月々の費用 |
11万〜14万円程度 |
17万〜24万円程度 |
*年収により費用が異なります。
*別途居室内光熱水費などの実費負担があります。 |
*4年分前払方式もあります。
*年収、要介護度により費用が異なります。
*別途おむつ代などの実費負担があります。 |
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■外観・内観 |
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以 上
ミサワホーム株式会社
代表取締役社長 佐藤春夫 |
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* この件に関するお問い合わせ |
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