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平成17年12月19日
――― エコのこれからをデザインする住まい ―――
「HYBRID ECO-design」発売
 

画像:CENTURY VikiCourt○自然の恵みを享受する「ECO・微気候デザイン」の住まい
○環境に配慮しながらも経済的で快適な「エコノマイズライフ」を実現
○高感度な「LOHAS」 志向の生活者がターゲット

 ミサワホーム株式会社(代表取締役社長 佐藤春夫)は、2006年1月8日より全国一斉(北海道・沖縄を除く)に、鉄骨系ハイブリッド住宅の新商品「HYBRID ECO-design(エコ・デザイン)」を発売します。
 今年2月には京都議定書も発効され、ますます地球環境にやさしい経済活動や生活のあり方が求められています。そして高感度な生活者は、LOHAS〔Lifestyles Of Health And Sustainability〕への注目を高めています。
 ミサワホームでは、こうしたライフスタイルが注目を集める前から、限りある地球資源を有効に使い、浪費を抑え賢く暮らすライフスタイルのことを“エコノマイズライフ”と定義しており、ECONOMY(経済性)、SAFETY(安全性)、ECOLOGY(環境性)、AMENITY(快適性)の観点から効率よくこれらを住まいに取り入れることを目指してきました。
 さらに、2006年からのミサワホームの商品戦略を“ECO・微気候デザイン”に定め、地球にやさしく自然の力を活かした心地良い住まいを提案していきます。

 “ECO・微気候デザイン”の考え方を取り入れた「HYBRID ECO-design」のコンセプトは、“エコのこれからをデザインした住まい”。自然の恵みを享受しながら『ふつうに暮らしてエコになる』。肩肘張らず、さりげなく、エコを実践する住まいです。
子育てに追われる時期を過ぎて、自分らしいライフスタイルを確立・成熟させようとする30〜40代、とりわけ環境に対する意識の高いLOHAS志向の生活者をターゲットとしています。

 「HYBRID ECO-design」の主な特長は次のとおりです。

・環境にやさしい資源から生まれた『ニューセラミック外壁』
・環境はもちろん家計にもやさしい『太陽光発電システム』
・クリーンで省エネする『オール電化アイテム』
・鉄骨ラーメン構造が生み出す『豊かな空間設計』
・自然本来の快適さを活かした『微気候デザイン』
・家族が安心して暮らせる『防犯配慮』
・揺れを1/2に軽減する次世代耐震構造『MGEO-H』

 「HYBRID ECO-design」はフリー設計を基本としますが、推奨プランとして33坪〜73坪の20プランを用意しています。価格は3.3m2あたり66万円から(税込69万円)。年間販売目標は100棟です。

■ECO・微気候デザインとエコノマイズ
 日本の伝統的な住文化に、シンプルなデザイン、先進のテクノロジーを融合させた住まいづくりをすすめてきたミサワホームですが、2006年からは四季を通じて地球環境・自然環境・住まう人にもやさしく、快適な思想・提案を行っています。
 具体的には、省エネルギー、CO2削減、資源保護を行い、自然を住環境に取り入れて暮らす、ECO素材で家族が健康に過ごす、捨てる文化から思い出や物を大切にする、を基本思想としています。
 一方、ミサワホームが提唱しているECONOMIZE(エコノマイズ)とは、限りある資源を有効に使い、かしこく暮らすライフスタイルのことを意味します。地球資源の枯渇問題などで今後さらに注目が集まると予測され、ミサワホームは経済の効率化(=エコノマイゼーション)を住宅用に取り入れることに早くから注目していました。
 1974年にエコ・エネルギーシステム計画を発表して以来、1980年にはゼロ・エネルギー構想を打ち出し、太陽光発電を搭載するなどして省エネルギー・創エネルギーの住宅開発に努めてきました。1998年には世界で初めて、エネルギー収支ゼロを実現したゼロ・エネルギー住宅「HYBRID-Z」を発売し、住宅業界で先駆けた環境活動を行っています。
 今回の「HYBRID ECO-design」は、「HYBRID-Z」をさらに進化させたもので、ECONOMY(経済的な家)、SAFETY(災害、犯罪に強い家)、ECOLOGY(環境にやさしい家)、AMENITY(快適な家)のカテゴリーがそのままプロダクトコンセプトになっています。

■高性能の外壁
 ニューセラミックの外壁厚は80mm、断熱材、仕上げ材合わせて居室内から外壁外面までが234mmあり、さらにセラミックの外壁自体が断熱材の役割を果たすので、高い外断熱性能を発揮すると共に理想的な複合断熱を実現しています。またマイナス45dbの外壁遮音性能をもつため遮音性に優れ、耐火性についてはピーク時1000ºCもの耐火テストを行っても異常がないほどの性能を発揮しています。熱伝導率の比較による断熱性も普通のコンクリートの約12倍、夏は涼しく、冬に暖かな省エネルギー性能の高い住まいとなります。外壁のテクスチャーは、彫刻家による手彫り模様の美しいデザインで、住み手の個性を主張します。素材は、自然界に豊富に存在する石灰と硅石を主原料とした地球環境に配慮された外壁です。

■発電する屋根
 屋根には、ミサワホームでは初の瓦葺屋根対応のPVシステムを搭載。無限に降り注ぐ太陽光を電気に変え、生活に必要なエネルギーを供給します。大きな葺きおろし屋根がたくさんの太陽電池を搭載可能とし、プロトタイプの場合、年間の生活に必要なエネルギーを、太陽光発電システムにより賄う(ゼロ・エネルギー)ことが可能です。「三州陶器瓦」と「単結晶セルを使用した黒基調のPV」との組み合わせで、見た目にはPVを搭載していることを主張しないシックな外観を演出します。従来の多結晶に比べ5%も出力アップします。モジュールの組み合わせにより、様々な屋根に柔軟に対応。設置が難しいとされていた雁行屋根や入母屋屋根にも設置できます。

■オール電化
 屋根で発電したエネルギーを無駄なく、無理なく、有効活用するために、IHクッキングヒーター、エコキュートなど火を使わないオール電化アイテムを標準装備、割安な夜間電力を活用します。特に災害時、電気は最も早く復旧するライフラインとなり、エコキュートの460lのタンクも生活用水として緊急事態の備えになります。

■豊かな空間設計
 最大54畳もの大空間を可能にする独自の「スーパービーム工法」を採用。屋外とつながる広々としたリビングや吹抜など、豊かな住空間を実現します。柱・梁が少なく間取りの変更が容易なので、家族の変化に対応できるのも魅力です。

・ビッグバルコニー 視線を遮らないガラス手摺のバルコニー
・アルコーブ バルコニーの下の室内と室外を併せた開放的なスペース
・吹抜空間 勾配天井になった程よい高さの吹抜、上階の子ども部屋と会話も可 天井高5.2mの開放的な吹き抜けを活かしたギャラリー
・オープンキッチン 家事をしながら家の隅々まで視線が届き、生活の中心となるようなキッチン

■微気候デザイン
 新たに提案する「微気候デザイン」では、伝統的日本家屋の設計手法に学び、自然を活かして心地良い住まいを実現します。“欄間”をドア上部に設置して、プライバシーを守りながら空気の流れを生み出すほか、南面の大開口から風を招き入れ、北面の窓から抜けるようにする「南北通風設計」や空気が温まると上昇する性質を利用し、高窓に風の抜け道をつくる「圧力差換気」により風の流れを計画します。
 また深い軒は、冬の場合太陽高度が低いため、暖かな光を室内まで導き、床に熱を蓄えて室温低下を抑えます。夏には、この軒が高い日差しを遮り、緑陰により作り出された涼風を招き入れる設計です。
・欄間付建具
 ドアを開放せずに、ドア上部に風を通すことで自然換気ができるのでプライバシーも守ります。アーム式金具により、40º 90ºの二段階調整が可能です。
・温度センサー・雨センサー付排熱トップライト
 天井付近にたまった熱気を排出し、スムーズな気流を生み出します。プライバシーを損なわずに、北側でも充分な光を取り入れる事が可能です。
 一定温度以上になると、自動開閉することで天井付近に溜まった熱気を排出し、心地良い気流を生み出します。採光においてもプライバシーを損なうことなく、北側への十分な光の取り入れが可能です。

風の通り道
画像:風の通り道


冬の微気候デザイン
画像:冬の微気候デザイン


夏の微気候デザイン
画像:夏の微気候デザイン

■防犯配慮
 狙われにくい、侵入しにくい、被害が出にくい住宅をつくるため防犯対策アイテムを揃えています。建築する場所、建物の配置、外構の工夫によって大きく差が生まれる防犯対策ですが、ハード・ソフトの両面から被害のない住まいづくりを提案します。

■耐震+制震
 ユニット構法による鉄骨ラーメン構造は理想的な耐震構造です。大きな荷重がかかっても力を分散して受け止め、地震力をスムーズに逃がすことが可能で、これまでの大震災においても実証されています。これに高減衰ゴムを利用した制震装置「MGEO-H」を建物にバランスよく配置すること(2階建の標準タイプで6基)で、揺れをおよそ1/2に軽減することができます。その効果は一度の地震で失われることなく、繰り返しの揺れも軽減できるのでさらに安心です。

■商品概要
商品名 :「HYBRID ECO-design」(ハイブリッド エコ・デザイン)
構造・工法 :鉄骨ラーメン構造・カプセルユニット構法
設 計 :フリー設計/推奨プランとして20プラン
価格 :3.3m2あたり66万円(税込69万円)より
販売地域 :全国(北海道・沖縄を除く)
年間販売目標 :100棟

■プラン例(EC-48-2NW-1E/C)

画像:プラン例


以 上

ミサワホーム株式会社
代表取締役社長 佐藤春夫

* この件に関するお問い合わせ
ミサワホームホールディングス株式会社
広報・IRグループ 中村 孝
大原 亜砂子
TEL:03-3349-8088
E-mail Asako_Ohara@home.misawa.co.jp

※掲載内容は、発表時点のものであり、現在と異なる場合がありますのでご了承ください。
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