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平成18年3月22日
ミサワ バウハウス コレクション
「バウハウス・1923」を開催
○第18回企画展はkey year“1923”に焦点を当て約70点を展示
○3月27日(月)から7月31日(月)まで、無料で一般公開
ミサワホーム株式会社(代表取締役社長 佐藤春夫)の自社ギャラリー「ミサワ バウハウス コレクション」(所在地:東京都杉並区高井戸西)は、3月27日(月)より7月31日(月)までの間、新企画展「バウハウス・1923」を開催します。 造形学校「バウハウス」は、1919年ドイツに設立されました。デザイン、建築、造形教育において今なお世界に多大な影響を与えているこの学校は、建築のもとにあらゆる芸術を統合しようとの思想から、家具や照明器具、陶器や金属器などの日用品、テキスタイルなど幅広い分野で新たな形態を目指して活動しました。閉校の1933年まで14年間という短い活動でしたが、さまざまな試みは80年以上経った現在でも生活の随所に生かされています。 今回のテーマ「バウハウス・1923」にあるように、1923年は、バウハウスにとって非常に重要な年でした。バウハウスの活動の成果を示した大規模な展覧会が行われた年であり、この展覧会によって、バウハウスは一躍世界に注目される存在となり、多くの人たちに影響を与えました。 ![]() |
また、新しいスローガン「芸術と技術・新たな統一」を旗印に、ヨハネス・イッテンを中心とした表現主義的な造形から、量産を目指した幾何学的形態が現れはじめ、両者が混在する時期でもありました。 今回の企画展では、特に1923年のバウハウス展を中心に約70点を展示します。とりわけ学長グロピウスがデザインした学長室の照明器具は必見です。2000年3月に開催した企画展「関係−所蔵作品によるバウハウスと周辺」の折に再現したもので、日本では2度目の公開となります。オリジナルは現存せず、本国ドイツでも1999年にワイマールのバウハウス大学が学長室を復元するまでは写真でしか見ることができなかった非常に重要な作品です。このほか、当時の作品にさまざまな建築・家具等の模型を加えて、当時の活動を紹介します。 ミサワホーム総合研究所内で開催される企画展としては、およそ1年半ぶりになります。毎回好評のギャラリートークも、会期中4回開催する予定です。 |
■「バウハウス・1923」展概要
・開催期間 | : | 3月27日(月)〜7月31日(月) |
・主な展示作品 | : | 「木椅子」マルセル・ブロイヤー(1923年) 「分析的デッサン(カンディンスキーの授業)」 カール・ヘルマン=ハウプト(1923年) 「真珠のネックレスのための色の構想」 ヘルベルト・バイヤー(1923年) |
・ギャラリートーク | : | 午後3時より、当館学芸員による解説を行います(1.5時間程)。 4/7,5/12,6/2,7/7の4回開催予定 有料(ガイドブック付)詳細は予約時にお問い合わせください。 |
■「ミサワ バウハウス コレクション」施設概要
ミサワホームでは、平成8年に展示スペース「ミサワ バウハウス コレクション」を開設しました。作品約1,500点、蔵書約13,000点、資料1,200点におよぶコレクションの中から毎回異なるテーマで企画展を開催。建築やデザインに携わる方々を始め、一般の方々に公開しています。
・運営 | : | (株)ミサワホーム総合研究所 |
・所在地 | : | 東京都杉並区高井戸西1-1-19 ミサワホーム総合研究所内1F・B1F (井の頭線高井戸駅より徒歩8分) |
・TEL | : | 03-3247-5645 *要予約 |
・開館時間 | : | 10:00〜17:00(金曜日のみ19:00まで) |
・休館日 | : | 毎週水・土・日曜日、祝日 |
・入場料 | : | 無料 |
・URL | : | www.bauhaus.ac |
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以 上 |
* この件に関するお問い合わせ
(株)ミサワホーム総合研究所
杣田(そまだ)佳穂
TEL 03-3247-5645(予約受付含む) |
ミサワホームホールディングス株式会社
TEL 03-3349-8088(直通) |