本文へジャンプ
MISAWA
閉じる

平成18年4月26日

耐震+制震「MGEO(エムジオ)」シリーズ

受注好調5,000棟を突破


○販売計画を上回る速度で5,000棟の受注目標を達成
○上級ブランドは高い搭載率
○地震への関心に地域差


 ミサワホーム株式会社(代表取締役社長 佐藤春夫)は、平成16年12月より、地震エネルギーを吸収・低減する「制震装置」を設置した「MGEO(エムジオ)」シリーズを販売しています。おかげさまで順調に販売数を伸ばし、累計5,164棟(平成18年3月末現在)の受注を頂きました。
 *MGEO:Misawa Governance system for Earthquake Oscillation control

 MGEOは「すべての人に、大きな安心を」という思いから、“敷地形状、地盤等に制約されない”“手の届くコスト”を念頭に技術開発を進め、「耐震+制震」により、地震、風等による揺れをおよそ半分に軽減します。
 これまでの大地震においてミサワホームの住宅は全壊・半壊は無く、従来の耐震構造も、その性能は高い評価を頂いてきました。MGEOは大地震による倒壊を防ぐだけでなく、内装の傷みや建物の損傷を減らし、地震後の修復コストを抑えます。
 平成17年度下期の販売においては、契約時の搭載率は全商品の33%となり、順調に推移しています。
 ブランド別に見てみるとCENTURYシリーズは搭載率50%、GENIUSシリーズは40%となっており、上級ブランドになるほど搭載率が上昇しています。
 また都道府県別で見てみると宮城県が65%と最も高く、契約時の搭載率50%以上の地域は、静岡、愛知、三重、千葉などで、大規模地震が警戒されている地域の意識は高く、地域間の格差が伺えます。

 戸建て木質系用「MGEO」、昨年4月より発売の戸建て鉄骨系用「MGEO-H」、昨年6月に運用を開始したアパートを含め、ミサワホームの全商品に順調にMGEOが搭載されてきています。今後もすべてのお客様に究極の安全・安心がお届けできるよう更なるコストダウン、技術開発を進め、拡販を図っていきます。

■制震と免震
 建物を地震から守るために様々な技術が研究・開発されています。地震エネルギーを建物本体の耐震要素で受け止める「耐震」、地震エネルギーを支承材等の部材で建物に直接伝えない「免震」、受け止めたエネルギーをダンパーによって急速に減衰させる「制震」。より安全・安心な家づくり実現するためには、それぞれの特徴を理解して地震対策を設置する必要があります。
 最近注目されている「免震技術」は建物の基礎の上に設けた免震部材により、大地震のエネルギーを直接建物に伝えず吸収する方式です。免震部材は材料自体の性能について認可を受けていることにより、一般建築物に容易に取り入れることが可能でミサワホームでも既に施工実績があります。  しかし、免震技術を使うためには地盤、隣地境界、作動条件等の様々な制約があり、ミサワホームの目指す「全てのお客様が使用可能な技術開発」という考えには合致せず、他の方法も検討してきました。
 MGEOに採用されている「制震技術」は、「制震パネル」を入れることで、大きな揺れから小さな揺れまで対応が可能です。また従来使用している構造体(木質パネル、鉄骨フレーム)と同じ大きさ、納まり方法なので、敷地形状や地盤の制約を受けずに設置することができます。

■高減衰ゴム
 「高減衰ゴム」は、SRIハイブリッド独自のゴム技術により開発された天然ゴムをベースとした特殊配合品で、鋼板にはさまれる形で各減衰装置にセットされています。
(1)幅広い「減衰特性」

(2)優れた「耐久性」

■戸建て木質系用「MGEO」

「MGEO」


以 上
ミサワホーム株式会社
代表取締役社長 佐藤 春夫


* この件に関するお問い合わせ
ミサワホームホールディングス株式会社

広報部 中村 孝
村山 透

TEL 03-3349-8088
E-mail : Toru_Murayama@home.misawa.co.jp


※掲載内容は、発表時点のものであり、現在と異なる場合がありますのでご了承ください。
Copyright © MISAWA HOMES CO., LTD. All Rights Reserved.