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平成18年8月24日
中長期経営ビジョン“住まいのNo.1ブランド”に向けて
「Brand-New Project(ブランニュープロジェクト)」始動
○“住まいのNo.1ブランド”売上1兆円を目指す
○オーナーリレーションを柱にシナジー型ビジネスモデルを構築
○3ヵ年の中期経営計画を同時に策定
中長期経営ビジョン
私たちミサワホームグループは「住まいを通じて生涯のおつきあい」というコーポレートスローガンと、経営理念・行動指針に基づき、「お客様満足の徹底追求」と「時代をリードする発想力」で『住まいのNo.1ブランド』を目指します。
ミサワホームホールディングス株式会社(代表取締役社長 水谷和生)は、今後10年間の中長期経営ビジョンとして“住まいのNo.1ブランド”を掲げ、「Brand-New Project」を策定しました。 このプロジェクトは、産業再生機構の支援を終了し第2の創業期としてミサワホームが新しく(Brand-New)生まれ変わり、“住まいのNo.1ブランド”(No.1 Brand)を目指して、「再生」から「飛躍」のステージへ向かうグループの企業姿勢を具体化したものです。 Brand-New Projectでは、真の住まいのパートナーとして「お客様満足の徹底追求」を実践することで、住まい続けるほどに満足度が高まっていくオーナーリレーション体制を確立します。新築・リフォームを中心に、資産活用や不動産流通、シルバー事業などにおいても、お客様満足を中心に事業展開し、シナジー効果が発揮できるビジネスモデルを構築していきます。 ![]() |
また、大収納空間「蔵」や次世代耐震構造「MGEO」の開発など、独自の技術によって具現化してきた「時代をリードする発想力」を今後も大切にし、住まいの新しい価値を創造し続けます。 ミサワホームは、創業時より“住まいは人格形成の場”であるという理念を持っています。この理念は、多様化する価値観や生活環境の中で、家族を中心とした人のつながりや心の豊かさが求められる時代においては、ますます重要な役割を果たすと考えています。変わらない理念を実践するためにもミサワホームは生まれ変わり、より多くのお客様にミサワホームの考え方に共感いただけるようグループ一丸となって「住まいのNo.1ブランド」に向かって邁進します。 |
■ビジョン策定の背景
ミサワホームグループでは産業再生機構による支援終了後を睨み、ステージを「再生」から「飛躍」に移行するためには、従来の「事業再生計画」から脱却した10年先の将来を見据えた中長期経営ビジョンが必要と判断しました。
ビジョン策定に当たり、昨年11月より本社内に次期世代の担い手である若手グループを中心としたプロジェクトチームを発足させました。また全国のディーラーよりサテライトメンバーとして約40人が参加し、全国7会場約4ヶ月に渡って現地ミーティングを重ね、ミサワホーム、そして住宅業界の将来像について検討し策定をすすめてきました。
■住まいのNo.1ブランド
ビジョンに掲げた“住まいのNo.1ブランド”とは、単にシェアや売上・利益といった計数上のトップとなることだけではなく、ミサワホームの住まいに対する考え方に共感いただき、お客様が住まいを思う時(新築、リフォーム、住替え等)に必ず検討される企業となることだと考えます。
Brand-New Projectでは「QUALITY」「SATISFACTION」「PERFORMANCE」の3つの視点に基づいた以下6つのターゲットをクリアすることと定義しました。
◇QUALITY
(1)100年住み継がれる住まい
「住まいは人格形成の場」という理念のもと、優れた「技術力」と「デザイン力」で、商品の圧倒的な優位性を確立します。
(2)100年サポートできる経営基盤
経営資源の最適配置、人材重視の経営、盤石な経営基盤の構築によってグループ経営の質を高め、総合力を結集します。
◇SATISFACTION
(3)オーナー満足度No.1
「ストック型社会」に対応した、住まい続けるほどに満足度が高まるサポート体制で、オーナーとのより緊密なリレーションシップを構築します。
(4)全てのライフステージに対応
新築からリフォーム、建替・住替はもちろん、シニア向け住宅や賃貸住宅まで、お客様の全てのライフステージをカバーできる事業展開を図ります。
◇PERFORMANCE
(5)戸建住宅シェアNo.1
10年後に売上棟数20,000棟(内 戸建住宅18,000棟) ※ 2005年度 11,500棟
(6)リフォーム売上No.1
10年後にリフォーム売上2,000億円 ※ 2005年度 500億円
経営目標として6つのターゲットを実現し、10年後にグループ売上1兆円(連結売上9,000億円)を目指します。
■中期経営計画について
◇中期経営計画の位置付け
産業再生機構による支援終了を機に、「中長期経営ビジョン」を実現するための基盤作りと展開の期間として、2006年度から2008年度の3ヵ年に実施すべき戦略や施策及び計数計画を定めたものです。
◇中期経営計画の基本戦略
(1)商品戦略
お客様メリットの明確な商品体系を再構築し、更なる高性能化・高工業化とコストダウンにより、商品と技術のブランド力を向上し、お客様のこだわりに応えます。
(2)高効率化戦略
グループ経営の観点から本社、ディーラー、工場の業務を徹底的に見直し、今後3年間で新しい経営システムを確立します。
(3)人事戦略
グループ人材の活性化を図るためのグループ人材公募制度や社員のキャリアデザインを支援するFA制度などの導入によって人材育成を企業成長の礎とします。
(4)エリア戦略
東名阪を重点強化エリアと位置づけ、人・物・資金を集中投下し、あわせて資産活用事業や法人事業を積極的に推進していきます。地方エリアについてはコンセプトを明確にした企画型商品戦略とリフォームを中心としたストック事業を強化します。
(5)CS強化戦略
本社CS推進部門の強化、ディーラーアフターメンテナンス要員増強、全国からのお客様のご意見・ご要望を一元管理するお客様相談センターの新設などにより、オーナーとのリレーションを緊密にする仕組みと体制を整備し、オーナーの声を経営に活かします。
(6)事業シナジー戦略
「マザアス」による介護・福祉事業、「MISAWA-MRD」による不動産ネットワーク事業など、各事業のノウハウを他の事業に水平展開して事業間の関連性を強化することにより、シナジー効果を生み出します。
◇中期経営計画の計数目標(連結)
2006年 3月期(実績) |
2007年 3月期(計画) |
2008年 3月期(目標) |
2009年 3月期(目標) |
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受注棟数 | 13,620棟 | 14,150棟 | 14,500棟 | 15,000棟 |
売上棟数 | 11,464棟 | 12,000棟 | 12,500棟 | 13,000棟 |
売上高 | 3,846億円 | 4,100億円 | 4,300億円 | 4,500億円 |
営業利益 | 180億円 | 184億円 | 202億円 | 230億円 |
経常利益 | 147億円 | 170億円 | 190億円 | 220億円 |
※中期経営計画策定に伴う2007年3月期の計画は2006年3月期決算発表時に公表しました業績予想と変更ありません。
◇Brand-New Project
※「Brand-New Project」資料掲載アドレス
http://www.misawa.co.jp/misawa/ir/
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以 上 |
* この件に関するお問い合わせ
ミサワホームホールディングス株式会社
広報部 | 中村 孝 村山 透 |
TEL 03-3349-8088
E-mail : Toru_Murayama@home.misawa.co.jp