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平成20年9月30日
もっと豊かに、もっと気持ちよく、もっとゆとりある暮らしをスマートに楽しもう。
○SMART STYLEブランドにプレミアム発想の企画住宅が誕生 |
外観イメージ |
ミサワホーム株式会社(代表取締役社長 竹中宣雄)は、10月10日よりSMART STYLEブランドの木質系新商品SMART STYLE「G」(スマートスタイル・ジー)を全国一斉(北海道・沖縄県を除く)で発売します。 SMART STYLE「G」は、SMART STYLEブランドのコンセプトである「SMART&CUSTOMIZE」をベースにしながら、新たに40代のミドルファミリー層をメインターゲットとして開発した木質系2階建て住宅です。昨年10月のSMART STYLE「O」発売から1年、これまでのラインナップとはひと味違う、プレミアム発想の企画住宅となります。 今の40代は、かつてバブルという華やかな時代を通して一流のモノに触れ、良いものを見極める力を十分持っています。現在は子どもの教育などにお金がかかる上、最近の原材料高・食料品高の影響もありコスト意識が高い一方、単なる贅沢ではなく、「いいもの」「一流のもの」なら少しくらいコストをかけても上手に選びたい、という消費傾向にあります。 |
SMART STYLE「G」の主な特長は
外観はスカイパティオのあるSタイプと、ワイドバルコニーが特徴のWタイプの2種を用意しました。プラン数は2階と2階KURAを合わせて計30プランです(反転含む)。価格は3.3m²あたり52.5万円(税込・Sタイプ/カスタム仕様)からで、販売目標はSMART STYLEブランド全体で半期1700棟です。 |
■開発背景
“SMART&CUSTOMIZE”をコンセプトにしたSMART STYLEブランドは、昨年10月に創立40周年を記念して誕生しました。
第1弾は、30代の子育て世代(キッズファミリー)をメインに考えたSMART STYLE「O」を発売。プロの知恵と工夫をふんだんに盛り込んだ家に、自分らしさをカスタマイズできることが受け入れられ、その後も都市近郊向け(Mタイプ)、小屋裏2階建(Kタイプ)と、ラインナップを拡充してきました。
今年7月にはターゲットを50〜60代のアクティブシニア層に広げ、この世代が“理想の住まい”に挙げる平屋住宅として、SMART STYLE「A」を投入しました。
今回のSMART STYLE「G」は40代ミドルファミリー層をメインターゲットとしており、これによって幅広いターゲットに対応した基本的なラインナップが揃いました。
SMART STYLEブランドは、新タイプ発売ごとに営業担当者にアンケートを実施し、以後の商品開発に反映させています。今回はその中から「より広い敷地に対応したプランが欲しい」「ゆとりや上質感を求めるユーザーにも対応した住まいを」といったミドルファミリー向けのニーズに応えて開発されました。
■ゆとり設計&プレミアムデザイン
SMART STYLE「G」の最大の特長は、これまでのSMART STYLEシリーズの中で最も“ゆとり”があることです。「有効空間拡大の法則」を随所に活かし、1F〜1.5F〜2F〜2.5Fと半階ずつのスキップフロアがもたらす部屋同士のつながりが“広がり”を一層実感させます。「有効空間拡大の法則」は、ヨコ(平面)とタテ(立体)の2方向に空間を広げると、同じ床面積でも最大で1.5倍広い家になることを提案しており、本年度のミサワホームのソリューションテーマになっています。
【玄関ホール+スイッチルーム】
玄関ホールは広々かつゆったりした構えで、訪れる人にひときわ開放的な印象を与えます。その脇の土間を通ると吹き抜けのある“スイッチルーム”になります。清潔な文化を大切にしてきた日本人の暮らし方を踏まえ、同時に日常の暮らしの中で置き場に困る物を収納できる、新しい生活提案です。手前の玄関ホールはお客さまをお迎えするための“おもてなしの空間”、奥のスイッチルームは家族が普段使用する出入り口にと使い分けられます。
スイッチルームは家族専用のクロゼットを備えたフィッティングルームとして、また帰宅後に服や靴についた外のホコリなどを落とすことができるクリーンルーム、さらには毎日使う買い物バッグ、リサイクル用品やごみの仮置き場、掃除用品の収納など家事のサポートルームにと、3つの提案を通して忙しい朝夕の時間の短縮や片付けからのストレス回避などを目指します。
【1F/LDK+マルチスペース+蔵】
ゆとりや広さを感じられるよう、1FはLDKを仕切ることなくワンフロア設計としました。リビングと庭の間にマルチスペースがあり、広縁の空間を通して前に広がる庭から季節のうつろいを感じることができます。庭とのつながりがより深いものになり、ゆとりが生まれます。横繁太鼓障子で仕切るとマルチスペースはプライベート空間に早変わりし、くつろいだり、学んだりと活用の幅も多彩です。対面には大収納空間「蔵」を設けました。引戸収納で開閉しますが、床にレールもなく取り出しやすくなり、家具調度品の収納などにも適しています。スイッチルームからも出し入れできるので、アウトドアグッズやモノの一時仮置き場に利用できます。
【1.5F/マルチルーム】
スキップフロアを0.5階上がると、「蔵」の真上がマルチルームになります。新採用のガラス手摺が、リビングとほどよい“つながり”を感じ、採光や通風の効果も得られます。
タタミを敷いて和室にしたり、ライブラリー、趣味室等多様な用途に変更できます。
【2F/主室+マルチルーム+蔵、スカイパティオ、家事収納室】
3.3mも天井高がある勾配天井の主室(main bedroom)が2Fの中心になります。壁の厚みを利用した収納棚(壁厚収納)は明かり窓にもなり、やわらかい光とお気に入りのディスプレイが楽しめます。隣の2Fマルチルームは、主室と連続して趣味のスペース等として利用でき、奥に2つ目の「蔵」を設け、収納力も確保しました。
主室の反対方向はスカイパティオへと続き、太陽がそのまま降り注ぐ開放感あるスペースですが、外からの視線が気にならない設計のため、ガーデニング、日光浴、洗濯物を干し場などに適しています。取り込んだ服はすぐに隣接のクロゼット(家事収納室)へと片付けられ、家事動線が最短で済みます。出入り口サッシはCP対応とし、防犯にも配慮しています。
【2.5F/子ども部屋】
最上階は子ども部屋を2部屋用意しました。天井からのトップライト効果で日中は明るく、のびのびとした小屋裏空間です。ロフトを設けて、収納スペースもたっぷり確保できます。
さらに2階のマルチルームを使えば、お子様が3人のご家族にも対応できます。
■日本の“伝統の知恵と美”のデザイン
日本人に馴染みの深い落ち着いた佇まいと美しさを醸し出し、世代をつないで受け継がれてきた“伝統美”を、ありのままに、さらに現代風にアレンジして、外観・インテリアに採り入れました。
重厚感を生み出す下屋付の大屋根には三州陶器瓦をリメイクした「セラムF」、玄関には深い庇、1階部分の外壁はナノ親水により汚れがつきにくく雨で汚れが落ちる「アンティークタイル」、土壁調の吹き付けで覆った2階外壁と共にツートンでコーディネイトしました(Sタイプ)。
エクステリアには、当社オリジナルのリサイクル木材「M-Wood2」デッキが住まいとの一体感を演出、好みに応じた庭「八景」を引き立てています。
インテリアは、広く親しまれている“ヒノキ色”で統一感を持たせ、玄関ホールは侘びの色彩「じゅらく調クロス」でやさしさを表現。クロスの横目模様や間仕切りの「横繁太鼓障子」に代表される水平ラインを随所に採用しており、空間を視覚的に広く感じさせる効果を生み出しています。またリビングドアに用いた「格子ガラス戸」は、格子模様が適度に視界をカバーしつつ、採光も取れて、リビングのアクセントにもなっています。
このほか部材表面の一部を見せないことによってドア枠や窓枠などの厚みを感じさせない伝統意匠のハッカケ(端欠け)、縁無しの畳など、日本の美意識が細部にまで行き届いています。
■毎日を健康で快適に暮らすサスティナブルデザイン
◇ECO・微気候デザイン
その土地にふさわしい自然の力を最大に借りて、夏は涼しく冬は暖かく過ごすための住生活の知恵です。ハードのみに頼るのではなく、五感を通した心地良さを追求しています。狭い空間にも取り付け可能とした新タイプの小型シーリングファン採用の涼風制御システムは、風通しが十分でない場合に自動で換気が行えます。
またECO・微気候デザインを効果的にするには庭の存在が欠かせません。家と庭は一体と考えるミサワホームがこだわりを持って用意したのは、「迎え、寛ぎ、香り、癒し、育み、遊び、実り、憩い」の8つのコンセプトに基く「八景」です。敷地の形状や目的に合わせて好みのスタイルにカスタマイズでき、住む人にとって最も美しい庭が愉しめます。
特にSMART STYLE「G」は、家族はもとより来客などが楽しめることを念頭に、“迎えの景”“憩いの景”“実りの景”などに配慮しました。庭の中で腰掛けられるよう、高さを工夫した「M-Wood2」のデッキやベンチ、キッチンのそばには家庭菜園、打ち水効果(保水性)のある溶岩ブロックをエントランスに敷き詰めるなど、庭の楽しみ方をさりげなく演出しています。
◇HAPPY DESIGN
一人でも多くの人々がより安全に、快適に暮らすための考え方であるユニバーサルデザイン(UD)に、暮らしを楽しむデザイン、進化するデザインを加えた“HAPPY DESIGN”を採用。長期的に将来のライフスタイルの変化にも柔軟に対応でき、永く愛される住まいのデザインです。
揃える、並べる、少なくする、かくす、なくすという5つの整理整頓のデザイン手法をベースに「安全のデザイン」「健康のデザイン」「快適のデザイン」「楽楽のデザイン」にまとめました。スイッチの位置を“揃える”、突然の来客にも困らないようキッチンの手元を“かくす”(キッチンシェード)など、極力シンプルなカタチに近づけることが快適で安心な生活になるということを住まいの中で表現しています。
■SMART STYLE「G」ネーミング由来
ゆとりある(grand)空間に、家族や仲間(guest)たちが集まって(gather)、おもてなしやイベントを楽しめる、気品(graceful)のある上質な住まい。住む人のライフスタイルやライフステージに変化に合わせて成長(grow)していく住まい。それがSMART STYLE「G」です。
■プラン例 【SタイプKURA/47-2SE-2-SR】
延床面積 156m²
建築面積 94m²
*蔵面積22m²は床面積に含まれていません
■商品概要
商品名 | : | SMART STYLE「G」(スマートスタイル・ジー) |
構造・工法 | : | 木質パネル接着工法 |
プラン | : |
Sタイプ 12プラン(41〜47坪) Wタイプ 18プラン(38〜43坪) *いずれも反転含む |
価格 | : |
52.5万円/坪〜(税込、Sタイプ・カスタム仕様) |
販売地域 | : | 全国(北海道・沖縄県、一部地域を除く) |
販売目標 | : | 年間1700棟(半期)*SMART STYLEブランド全体 |
発売開始 | : | 平成20年10月10日 |
サイト | : | http://www.misawa.co.jp/smart/(平成20年10月1日オープン予定) |
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以 上 |
*この件に関するお問い合わせ先
ミサワホーム株式会社
経営企画部 広報・IRグループ 中村 孝 酒井 和子
TEL:03-3349-8088
E-mail:Kazuko_Sakai@home.misawa.co.jp