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平成21年10月26日

ミサワホームグループ社員 第51次南極地域観測隊員に


国立極地研究所員として越冬隊に1名、夏隊に1名が参加
ミサワホームグループからの南極地域観測隊参加は累計7名に
ミサワホームが“自然エネルギー棟”の基礎を受注

   ミサワホームグループの社員である秋元茂(ミサワホーム株式会社)及び坂下大輔(北陸ミサワホーム株式会社)は、第51次南極地域観測隊員に選ばれ、11月に南極昭和基地に向けて出発します。両名の参加により、当社グループからの南極地域観測隊参加は累計7名になります。

   南極地域観測は、南極条約に基づき、国際協力のもと国が実施する事業の一つです。1957年以来半世紀にわたって実施され、超高層物理学、気象学、雪氷学、生物学など広範囲の分野で研究活動が行われています。この観測に携わる隊員は、夏隊と越冬隊に分かれ、研究観測や定常観測などを担当する観測系の隊員と、基地の設備や生活の維持を担当する設営系の隊員で構成されています。限られた人数で観測から生活までを行うため、隊員はいずれもその道の専門家であることが求められます。

   現在、ミサワホームグループからは井熊英治が、第50次南極地域観測越冬隊員として2008年12月より昭和基地で隊員活動を行っています。この度当社グループから新たに 第51次南極地域観測越冬隊に秋元茂、同夏隊に坂下大輔が、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所(以下、極地研究所)に出向し、所員として参加します。両名とも設営系の隊員として、昭和基地の居住棟や観測棟などの改修や、今後建設が予定されている「自然エネルギー棟」の基礎を施工します。  

尚、この基礎施工に必要な部資材は、本年8月にミサワホームが受注し、既に隊員の訓練も兼ねた仮組み立てや梱包作業も終了し、第51次隊と共に昭和基地に向かいます。

   同観測隊は11月下旬に成田を出発し、オーストラリアのフリーマントルで新「しらせ」に乗船後、昭和基地に向かいます。先発隊の一人として秋元は、11月上旬に航空機で昭和基地に乗り入れ、新「しらせ」からの荷受けを円滑に行えるよう道路の整備や隊員宿舎の設備改修などを行います。越冬隊である秋元は、現在越冬中の第50次越冬隊と業務を交代し、2011年2月に帰国予定です。夏隊の坂下は、約2ヶ月の隊員活動後、第50次越冬隊とともに2010年3月下旬に帰国予定です。井熊、坂下が昭和基地を出発するまでの約2ヶ月間、当社グループからの出向社員3名が昭和基地に揃い、隊員活動を行うことになります。

   両名には、当社グループの代表として、また南極地域観測における日本のナショナルチームの一員としての誇りを持って、任務を遂行することを期待しています。尚、当社ホームページ上に専用サイトを開設し、南極の状況や隊員の活動内容をお知らせしていく予定です。


詳細はこちら (PDF189KB)
関連サイトはこちら
南極テクノロジー

*この件に関するお問い合わせ先

ミサワホーム株式会社
経営企画部  広報・IRグループ    中村孝  酒井和子
TEL:03-3349-8088
FAX:03-5381-7838
E-mail:Kazuko_Sakai@home.misawa.co.jp


※掲載内容は、発表時点のものであり、現在と異なる場合がありますのでご了承ください。
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