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平成23年3月17日

安心・快適な南極昭和基地の建物を解説!

名古屋市科学館・新館「極寒ラボ」に出展協力


極地を疑似体験するコーナー「極寒ラボ」に南極の建物を出展協力
厳しい自然環境で安心・快適に生活できる建物のヒミツを解説
極地で鍛えられた先端技術を日本の住まいに活かす

ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員:竹中宣雄)は、3月19日よりリニューアルオープンする名古屋市科学館・新館の大型展示「極寒ラボ」に、当社が南極昭和基地に供給している建物のカットモデルを出展協力しました。

名古屋市科学館は、市政70周年の記念事業の一環として建設された歴史がある科学館です。1962年にプラネタリウムをメインとした「天文館」、1964年に物理・原理・技術といった内容を紹介する「理工館」、1989年に生命・生活・環境を紹介する「生命館」が開設され、長年にわたり市民に科学を通じた生涯学習の場を提供してきました。

今回開設される新館は、「天文館」と「理工館」が改装されたもので、地上7階、地下2階から成ります。世界一のドームの大きさ(ドーム径35m)とクオリティーを備えたプラネタリウムを始め、科学への興味が広がる常設展示や、各階の吹き抜けには「驚き・感動・発見」を体感できる大型展示装置を配置するなど、様々な工夫が施されています。当社が出展協力した大型展示「極寒ラボ」は、マイナス30°Cの極低温空間で起こる様々な現象を観察し、極地を疑似体験するコーナーです。当社が南極昭和基地に供給している木質パネルの内壁や外壁のカットモデルを展示し、厳しい自然環境下で南極地域観測隊が安心・快適に生活できる建物の構造を、わかりやすく解説しています。  

当社は1968年の「第10居住棟」以来、南極地域観測隊の活動や生活を支える建物を受注してきました。40年以上もの間改良を続け、数々の難しい課題をクリアしながら受注した実績は、現在累計35棟、延床面積約5,500m²にもなります。

徹底した品質管理体制の下、外装、断熱材、内装があらかじめ艤装された当社の木質パネルは断熱性や気密性が高く、更にこの木質パネル同士を接合し箱状に形成することで耐風・耐震性にも優れた強固な建物になります。また南極での短く限られた建設期間で、今までに建築経験のない隊員でも施工ができ、しかも厳しい性能基準が満たせる事も特長の一つです。

ミサワホームは今後も、南極昭和基地に建物を供給している企業として、教育機関等へ南極や南極地域観測隊の活動を幅広く知っていただくための協力を行っていきます。また南極の厳しい自然環境下で培った貴重なノウハウを、日本の住まいづくりに活かしていきます。


詳細はこちら (PDF229KB)
関連サイトはこちら
「名古屋市科学館」

*この件に関するお問い合わせ先

ミサワホーム株式会社
経営企画部  広報・IRグループ    中村孝  酒井和子
TEL:03-3349-8088
FAX:03-5381-7838
E-mail:Kazuko_Sakai@home.misawa.co.jp


※掲載内容は、発表時点のものであり、現在と異なる場合がありますのでご了承ください。
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