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2013年3月21日

BCP(事業継続計画)に基づく新拠点

沖縄県うるま市のCAD(※1)センターが本格稼動


中国大連に続く生産情報拠点としてCAD業務をスタート
株式会社デジタルビジョンのCADセンターへ業務委託
地元の行政支援を活用、雇用の創出により地域社会に貢献

ミサワホーム株式会社(本社 東京都新宿区/代表取締役社長執行役員 竹中宣雄)は、沖縄県うるま市において、株式会社デジタルビジョン(本社 東京都目黒区/代表取締役 吉田敬一郎、以下DVI)が開設したCADセンターに業務を委託する形で、この4月から本格的にCAD業務をスタートします。

ミサワホームは、住宅部材の設計図面の作成や資材積算などのCAD業務を本社および海外BPO(※2)拠点である中国大連にて実施してきましたが、震災リスクやカントリーリスクの回避を目的としたBCP(※3)の観点から、CAD業務拠点の分散化の推進が必要と判断し、ミサワホームとDVIによる共同プロジェクトとして、沖縄県が2009年に設置した「沖縄IT津梁パーク」内に、DVIが昨年8月に沖縄CADセンターミサワホーム分室を開設し、CAD業務を開始するための人材育成と業務研修を進めてきました。

沖縄CADセンターミサワホーム分室にて現地採用された総勢40名のスタッフのOJTによる業務研修の一部が今月末で終了し、ミサワホームの中国大連に続く生産情報拠点として、4月から順次CAD業務をスタートします。   

このプロジェクトは、沖縄県うるま市の「地域人材育成事業」「建築CAD技術者育成事業」に選定されており、地元の行政支援を活用した人材育成や雇用機会の創出などにより、地域社会に貢献しています。この3月からは、沖縄県の「建築生産設計CAD技術者育成事業」にも選定され、新たに20名を現地採用して業務研修を開始しており、今後も段階的にスタッフを増員し、生産情報拠点として規模を拡大していく予定です。

ミサワホームはこれからもBPOによる業務の効率化やコストダウンを実現するとともに、BCPを推進し、震災や事故などの事態が発生した場合でも、事業活動を継続していけるよう積極的に取り組んでいく考えです。

※1:コンピューター・エイデッド・デザインの略。コンピューターによる設計支援のこと。

※2:ビジネス・プロセス・アウトソーシングの略。自社の業務プロセスの一部を、継続的に外部の専門企業に委託すること。

※3:ビジネス・コンティニュイティ・プランの略。企業のリスク発生時に、いかにして事業の継続を図り、顧客・取引先に対するサービスの提供の欠落を最小限に止めるかを目的とした経営計画。


詳細はこちら (PDF216KB)

*この件に関するお問い合わせ先

ミサワホーム株式会社
経営企画部  広報・IR課    中村孝  村田祥生
TEL:03-3349-8088
FAX:03-5381-7838
E-mail:Hiroo_Murata@home.misawa.co.jp


※掲載内容は、発表時点のものであり、現在と異なる場合がありますのでご了承ください。
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