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トヨタホーム株式会社(本社 名古屋市東区/取締役社長 山科忠)とミサワホーム株式会社(本社 東京都新宿区/代表取締役社長執行役員 竹中宣雄)は、耐火構造の3階建賃貸住宅を共同開発しました。トヨタホームは首都圏で、ミサワホームは首都圏および近畿、東海の三大都市圏で4月25日から先行販売を開始します。トヨタホームでは「ESPACiO(エスパシオ)」ブランド名、ミサワホームでは「HYBRID(ハイブリッド)」ブランド名で展開します。 トヨタホームとミサワホームは2005年の資本提携以降、資材調達や物流、住宅部材の共通化など、各分野で協力体制を構築してきました。昨年は、「PM2.5」に対応した高捕集率外気フィルター搭載の換気システムを共同開発したほか、共同出資のエクステリア専門会社をスタートさせるなど、一層の関係強化を進めてきました。 そして今回、両社の技術力を活用し、防火地域に建築可能な耐火構造の賃貸住宅を、初めて両社で共同開発しました。 現在、首都直下地震や南海トラフ地震などの巨大地震の発生と、それに伴う火災の被害が危惧されており、国や地方自治体においては災害に強い防災都市実現へ向けた様々な取り組みが進められています。東京都では、「木密地域不燃化10年プロジェクト」によって、木造住宅が密集している地域における建築物の不燃化を促進し、建て替えの際に補助金を交付するなど、耐火建築物や準耐火建築物を推奨しています。 |
このたび共同開発した賃貸住宅は、これらの背景をもとに、設計自由度が高いトヨタホーム独自の鉄骨「EST工法」に耐火被覆を施した構造体と、耐火性に優れたミサワホーム独自の「ニューセラミック外壁」を組み合わせた耐火構造の建物です。東京都をはじめとした都市部の自治体では避難経路の確保を目的とした「窓先空地規制」が制定されていますが、耐火構造は建物の配置計画の際に有利なため、敷地の有効活用にもつながります。 建物タイプは、都市部の木造密集地域に多い様々な形状や条件の敷地にも対応できる、1Kから2LDKまでの3階建で、28プラン(東西反転プランを含む)を用意しました。シングル層や夫婦世帯に対応した1LDKプランでは、玄関から直接室内が見えない設計とし、プライバシーを守りながら光や風を採り入れるインナーバルコニーの採用などにより、快適なLDKを実現しました。外観は水平・垂直のラインが美しいシンプルモダンなデザインを基本に、「ニューセラミック外壁」の手彫り模様を再現した高い意匠性により、洗練された印象を与えています。 また、構造体や外壁材については、両社それぞれの工場において徹底した品質管理のもとで製造され、さらに共同開発・共同物流としたことにより、高品質・高機能でありながらコストダウンも図っています。今回、販売エリアやプランバリエーションを限定して先行販売しますが、今後は、さらなる生産性の向上と物流の効率化によるコストダウンやプランバリエーションの拡充などを進め、年内の本格販売を目指します。 トヨタホームとミサワホームは、今後もより一層のシナジー効果を追求し、両社の得意分野の技術力を結集して市場のニーズに合致する商品や部材を共同開発するなど、様々な分野において協力体制を強化していく考えです。 |
