ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 竹中宣雄)は、社外の建築家と提携し個人住宅や事業用建物のプロデュースを手掛ける「Aプロジェクト」の活動を推進しており、プロデュース以外にもシンポジウムやイベントを企画するなど、様々な内容で展開しています。今回は、「ハウスメーカーと建築家の協働の接点を考える」をテーマに、11回目となるシンポジウムを9月29日(月)に開催します。
2013 年度の新設住宅着工戸数は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動が見られたものの、上半期までの駆け込み需要や政府による各種住宅取得促進策の効果などにより、前年度を上回る 98 万戸となっています。ただ、2015 年 10 月に消費税 10%への再引き上げが検討されており、また、少子高齢化や空き家率の増加など、住宅市場は依然として厳しい状況が続くことが予想されます。このような住宅市場の動向に対応するためにも、ハウスメーカーと建築家とが建築の未来の方向性を共有しあい、両者の新しい協働の形を探ることも重要であると考えています。 |
今回は、早くから住宅の工業化に関心を持ち、高性能でありながらコストを抑えた住まいづくりを実践している建築家の難波和彦氏および環境技術と建築デザインとを融合した住まいやライフスタイルに対応する可変空間づくりに取り組む古谷誠章氏をゲストに、さらに建築家であり批評家でもある門脇耕三氏をモデレーターに迎えます。「ハウスメーカーと建築家の協働の接点を考える」をテーマに、両者それぞれの良さを持ち寄り、役割や意義を問いながら、これからの時代の住まいづくりについて語ります。 ミサワホームは「良質の住まいを提供し、豊かな社会づくりに貢献する」ことを企業理念としており、その一環として、A プロジェクトではお客様と社外の建築家との橋渡しをすることで、新しい形の住まいづくりをプロデュースしています。 今後も A プロジェクトによる活動を推進し、様々な形で建築の魅力を社会に発信していくとともに、社外の建築家による住まいづくりをプロデュースしていくことで新しい建築の可能性 を探りつつ、これからの商品開発や住まいのデザイン・設計などに活かしていく考えです。 |