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2014年12月25日

独自構法のFWS(フューチャー・ウッド・システム)が採用された

「赤羽の集合住宅プロジェクト」が完成


ミサワホーム初の木質接着複合パネルによる4 階建耐火建築物
社外の設計者及び施工者と連携してFWS を活用する新しい取り組み
国土交通省の2012 年度「木造建築技術先導事業」の採択案件

ミサワホーム株式会社(東京都新宿区/代表取締役社長執行役員 竹中宣雄)が取り組む独自構法のFWSが採用された「赤羽の集合住宅プロジェクト」が、このたび東京都北区に完成しました。設計・監理は株式会社KUS一級建築士事務所(東京都新宿区/代表取締役 内海彩、並びに小杉栄次郎)、施工は株式会社スリーエフ(東京都豊島区/代表取締役 小池純司)で、ミサワホームは構造部材となる超高耐力パネルを供給し、当社グループのテクノエフアンドシー株式会社(東京都新宿区/代表取締役社長執行役員 伯川八月生)が躯体工事を担当しました。

FWS は、当社グループの株式会社ミサワホーム総合研究所(東京都杉並区/代表取締役社長 佐藤春夫)が中心となり研究開発に取り組んでいる構法で、ミサワホームが木質系工業化住宅で使用している木質接着複合パネルをベースに、パネルの合板や枠材を強化するなどの改良を加えてより強度を向上させた超高耐力パネルを採用することによって、木造建築物の大スパン化や中層化などを可能にしています。

このたび完成した「赤羽の集合住宅プロジェクト」は、防火地域に建築した4 階建の店舗兼共同住宅で、超高耐力パネルを使用した壁式構造のFWSが採用されています。通常の木質系工業化住宅に比べ壁量を約半分にできるため大空間や大開口の確保が可能で、将来的なインフィルの更新も容易な点が評価され、今回のプロジェクトの構造体に採用されました。   

超高耐力パネルについては、防火地域で建築するために必要な1時間耐火の国土交通大臣認定も取得しており、今回が木質接着複合パネルによる初の4階建の耐火建築物となります。

また、同プロジェクトは外部の設計者や施工者が住宅メーカーであるミサワホームと連携することで、FWSを採用できる新しい仕組みの提案が評価され、国土交通省の2012年度「木造建築技術先導事業」の採択案件となっています。

ミサワホームグループでは、低炭素社会の実現に向けて建築物への木材の積極的な活用が求められていることなどを背景に、大規模建築物や中層建築物などの木質化を可能にするFWSの開発・検証を引き続き進めるとともに、外部の設計事務所や施工会社などとの連携を強化することで、FWSの普及を促進していく考えです。


詳細はこちら (PDF225KB)

*この件に関するお問い合わせ先

ミサワホーム株式会社
経営企画部 広報・IR 課 武田路和 平賀理絵子

TEL03-3349-8088 FAX03-5381-7838
E-mail:Rieko_Hiraga@home.misawa.co.jp

※掲載内容は、発表時点のものであり、現在と異なる場合がありますのでご了承ください。
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