断水時の電気温水器・CO2冷媒ヒートポンプ給湯システムの利用について
断水時に電気温水器及び、CO2冷媒ヒートポンプ給湯システム(以下エコキュート)のタンクの水は、
非常用の生活用水(飲用は避けて下さい)として使用できますので、以下の方法をご参照ください。1.断水時のタンク内の水の利用について
断水時、エコキュート等のタンク内の水を生活用水として使用することができます。
概要 非常用水コックを開くことで、タンク内の水を直接取出し、生活用水として利用できます。
【参考】4人家族3日分の生活用水に相当(370lタイプの場合)注意点 ・非常用コックからは熱湯が出る可能性があります。湯温には十分ご注意下さい。
・飲料水としての使用はしないで下さい。
・詳細は各機種の取扱説明書をご確認ください。2.断水時のタンク内の水の取り出し方の概要ついて
断水時のタンク内の水の取り出しを行う際は以下の操作を行ってください。
また各機種によって手順等がことなりますので、詳細につきましては各機種の取扱説明書をご確認下さい。1:漏電ブレーカーの電源を「OFF」にする。
機器への電力の供給を止めます。
※操作する際はぬれた手で行わないで下さい。
※漏電ブレーカーにはカバーが取り付いています。
(4.逃し弁も同様)2:給水専用止水栓を閉じる。
貯湯タンクへの給水を止めます。 3:逃し弁を上げる。
タンクへ空気を取り入れます。
4:取り出し口ホース等につなぎ、非常用水栓を開き、容器に水を入れる
必要に応じてホースを取り出し口につないでタンク内の水を取り出します。
※高温のお湯が出る可能性があります。
※使い始めは湯垢が出ることがあります。5:取水が終了後は、非常用水栓を閉じ、逃し弁のレバーを下げる。
再び使用される際は、取扱説明書をご参照の上、準備作業を行ってください。3.断水後に使用を再開される際の作業概要
断水が復旧し、再度使用される際は以下の操作を行ってください。
また、各機種によって手順等が異なりますので、詳細は取扱説明書をご参照の上、作業を行ってください。【全てのご家庭で確認が必要】
1:洗面所等の水道用の蛇口を開き、水の汚れがなくなったことを確認する。
水の汚れが無くならないうちに給湯タンクユニットの給水専用止水栓を開くと、
お湯の出が悪くなったり、にごる原因になります。【以降は断水中にタンク内の水を使用されたご家庭で操作が必要】
2:給水専用止水栓を開き、逃し弁のレバーを上げる。
タンク内に給水します。
3:排水口から水が出たら(タンクが満水になったら)逃し弁のレバーを下げる。
給水を停止します。満水になるまで電源は入れないで下さい。
4:ヒートポンプユニットの熱交水抜き栓を開き、エア抜きをする。
エア抜きをします。
※メーカーによって電源を入れる操作と順番が前後します。5:漏電ブレーカーの電源レバーを「ON」にします。
電源を入れます。
※メーカーによってエア抜きの操作と順番が前後します。
※満水にしないで電源を入れると故障の原因になります。6:リモコンで時刻合わせを行う。
時間設定を行ってください。
※刻合わせが完了すると自動でヒートポンプ配管のエア抜き運転を開始します。4.メーカー連絡先
メーカー名 問合せ先 コロナ コロナお問い合わせサービスセンター
フリーダイヤル
0120-919-302
24時間 年中無休
三菱電機 三菱電機お客様相談センター
フリーダイヤル
0120-139-365
03-3414-9655 (有料)
9:00〜19:00 (平日)
9:00〜17:00 (土・日・祝日)パナソニック パナソニックお客様ご相談センター
フリーダイヤル
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06-6907-1187 (有料)
9:00〜18:00 年中無休日立 日立家電エコセンター
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9:00〜17:00 (日〜祝日)ダイキン ダイキンコンタクトセンター
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