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Space Design

のびやかに広がる視線が
暮らしに開放感を与えてくれる

#健康・リラクゼーション

視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚。人はさまざまな感覚で心地よさを味わうもの。
では、それぞれの感覚で味わう心地よさには、どんなものがあるのだろう。

- 視覚1 -
高天井と大開口で広さと明るさを

天井を高くすると空間の容積が大きくなるため、同じ床面積でもさらに広く感じられる。高天井に合わせて大開口を設けることが可能なら、明るい陽射しや心地よい風をたっぷりと取り込むことができ、外の自然が身近に感じられる。また、高い天井は、照明のデザインの自由度も高くなる。

同じ床面積のリビングでも、天井高が高いと、より広びろと感じることができる。これは視覚によって空間の印象が変わるという、もっともわかりやすい例の一つだ。けれど、他の視覚情報との相乗効果で、リビングの印象はまだまだ変わる。たとえば明るさも大切な視覚情報で、天井の高さが同じでも、窓などの開口部が大きいほど、注ぎ込む日の光も多くなる。陽射しがたっぷりと入るリビングは、より開放的な空間になる。加えて、大開口なら、庭の自然を風景として感じられるなど、「視覚」をさらに喜ばせることができる。こうした心地よさを求めるのなら、天井高いっぱいのハイサッシがおすすめだ。たっぷりと光が入るリビングなら、カーテンなどを使って、空間の明るさを自分の好みにコントロールすることも容易にできる。また、空間の一部にあえて影をつくったり、明るい部分とのメリハリをつけたりすることで、空間を落ち着いた雰囲気にするといった演出も可能になる。対して窓が小さいと、入ってくる光も少なく、コントロールする幅はどうしても限られてしまう。

この他にも、高天井と大開口の組み合わせは、都市部などの住宅密集地でも、光をしっかり採り入れることができるなどのメリットももたらしてくれる。これらの話は「自然光」についてのメリットだが、高天井には照明デザインについての利点もある。たとえばペンダントライトとダウンライトを組み合わせたり、ブラケットライトによって、壁に落ちる光で明から暗のグラデーションを描きたいといったときも、天井が高いほど、デザインの自由度が高くなる。自由度が高いということは、それだけ多様な「心地よさ」を演出できるということだ。こうした多様な価値観やライフスタイルに応えられることができる高天井は、まさに住まいの「懐の深さ」といえるだろう。