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空間の印象を左右する
フォーカルポイント

#インテリア#フォーカルポイント

インテリアのなかでも大切にしたいのが、
目線の着地場所となるフォーカルポイントです。今回は、そのつくり方について紹介します。

町田ひろ子アカデミー町田瑞穂ドロテアさん

インテリアをコーディネイトする際、「フォーカルポイント」という言葉をよく使います。これは、その空間に入ったときに目線が着地する、あるいは視線が集中する場所を指します。言い換えれば、インテリアの中心となる主役そのもの。フォーカルポイントをどこに、どのように持ってくるかで、空間の印象は変わります。さらに、インテリアにアクセントを効かせる、全体を引き締める効果も期待できます。

フォーカルポイントのつくり方はいろいろありますが、まずは、広い面積を占める壁面に何を持ってくるかを考えるといいでしょう。一部の壁面に色や柄に特徴のあるアクセントクロスを張ったり、壁面収納をギャラリーに見立ててディスプレイしたりするのも一つの方法です。アートや鏡、ラグ、オブジェといったアイテムを利用するのもおすすめ。これらは後から取り付けできる良さがありますが、サイズ感が大切です。バランスのよいサイズ感に注意して探してください。あまり小さいとフォーカルポイントにはならないので、小さいアートを複数並べるといった工夫をすることで、リズムが生まれます。

家具も主役になります。ソファやチェア、チェストはもちろん、テーブルの脚といったパーツもデザインに一役買います。また、照明で効果的に見せることもできますし、デザイン性の高い照明器具自体を主役にすることも可能です。フォーカルポイントは遊び心が活かせます。ぜひ自分らしいインテリアを楽しんでみてください。

まちだ・みずほ・ドロテア スイス生まれ。武蔵工業大学工学部建築学科卒業。一級建築士。インテリアデザイナー。日本の住宅メーカーをはじめ米国の設計事務所RTKLInternationalltd.にて勤務。2000年帰国後より、町田ひろ子アカデミーにて教育・商品企画・インテリアデザインなどに関わる。英国ロンドンにあるKLCSchoolofDesignでインテリアデザインとインテリアデコレーションのディプロマ(資格)を取得。海外の経験を活かし、日本の住空間にあったデザイン・コーディネイトをめざし、多方面で活躍。毎年英国インテリアデザイン研修を開催している。