小野寺さんは、仲間と共に保育園「うみのこ」で子どものなかにある生きる力を育む。子育てを中心とした地域コミュニティーが広がり子どもも大人もアウトドア活動を楽しんでいる。そんな郊外暮らしの魅力を聞いた
大きく変わりつつある社会のなかで、これからの住まいは、子育ての場としてどうあるべきなのだろうか。
育児誌の編集長として、専門家や子育てファミリーへの豊富な取材実績を持つ江口祐子さんにお話しを伺った。
急激に変化する社会環境と価値観。そんな時代のなかで、安全・安心に子育てができ、
家族みんなが幸せに暮らせる住まいづくりとは何か。
そんな理想の住まいづくりを実現するために必要な視点について考えてみよう。
家事や子育てを積極的にシェアしていくのがこれからの家族のあり方だ。
そのための住まいの工夫は、家族の幸せな暮らしを実現する重要な鍵になるだろう。
通勤の必要がない在宅ワークの増加などにより、郊外への移住ニーズが徐々に高まっている。
そこで人気を集めているのが平屋だ。
家事シェアを通じて家族のふれ合いを豊かにし、程よい距離感や学びの場で子どもの健やかな成長をサポートする。そんな住まいづくりの大前提となるのは、どんなときでも子どもを守ることができる強さだ。