湿気と結露について

結露の生じる原因

記事
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<h5>空気中の水分が冷やされて水滴に</h5>
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<ul>
<li>結露は日常生活でよく見かける現象です。例えば、よく冷えた水をグラスに注ぐと、グラスの外側に水滴がつき、曇ってきます。<br>
また、冬にバスや電車に乗ると、乗客が増えるにしたがって窓ガラスに水滴が付着し、外の景色が見えにくくなります。これらが結露によるものです。温かい空気中に含まれる水分が、冷たいものの表面に触れることにより水滴となって現れる現象です。<br>
住まいでは、表面の温度が低くなりやすい窓面や、暖房しても暖かくなりにくい押し人れの中、タンスの後ろの壁面などに おこりやすく、そのまま放っておくとカビが生えたり建物を傷める原因にもなります。また、樹脂サッシやアルウッド等の窓では、サッシ自体は結露しにくいものの、気密性が向上する分、結露に対するいっそうの配慮が求められます。では、どのようにすれば結露を止められるのでしょうか。</li>
</ul>
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空気中の水分が冷やされて水滴に
  • 結露は日常生活でよく見かける現象です。例えば、よく冷えた水をグラスに注ぐと、グラスの外側に水滴がつき、曇ってきます。
    また、冬にバスや電車に乗ると、乗客が増えるにしたがって窓ガラスに水滴が付着し、外の景色が見えにくくなります。これらが結露によるものです。温かい空気中に含まれる水分が、冷たいものの表面に触れることにより水滴となって現れる現象です。
    住まいでは、表面の温度が低くなりやすい窓面や、暖房しても暖かくなりにくい押し人れの中、タンスの後ろの壁面などに おこりやすく、そのまま放っておくとカビが生えたり建物を傷める原因にもなります。また、樹脂サッシやアルウッド等の窓では、サッシ自体は結露しにくいものの、気密性が向上する分、結露に対するいっそうの配慮が求められます。では、どのようにすれば結露を止められるのでしょうか。

水分の発生を抑える

記事
<div class="item-body">

<!--本文画像あり-->
<div class="item-summary">
<h5>水分を出さない暖房器具を選ぶ</h5>
<div class="df">
<ul>
<li>暖房器具には、燃焼ガスを室内に放出してしまう開放型と、燃焼ガスを屋外に排出する密閉型の2タイプがあります。この燃焼ガスには大量の水蒸気が含まれ、結露の原因となるので、できれば開放型の暖房器具は置かないようにしましょう。<br>
例えば、開放型の石油ファンヒーターで1lの灯油を消費して暖房すると、暖気とともにほぼ1lの水分を室内に放出します。都市ガスやプロパンガスを燃料とした場合でも、同様に大量の水蒸気を発生します。さらにストーブの上に湯沸かしを置くようであれば、水蒸気の量はますます増え、壁のビニールクロスがぬれるほどの結露が生じかねません。水蒸気は目に見えないので気づきにくいものですが、結露のいちばんの原因であることを心得てください。</li>
</ul>
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<div class="gallery"><a href="https://contact.misawa.co.jp/ownersclub/maintenance/renew/parts/../img/moisture/moisture_02.png" data-pswp-width="1000" data-pswp-height="auto" data-pswp-tile-type="deepzoom" data-pswp-max-width="5832" data-pswp-max-height="4409"><img alt=" " src="https://contact.misawa.co.jp/ownersclub/maintenance/renew/parts/../img/moisture/moisture_02.png" class="mt-image-none"></a></div>
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<!--注意点-->
<div class="item-summary">
<h5>寝室の結露対策</h5>
<ul>
<li>人は就寝中、約牛乳瓶1本分の水蒸気を発生させるため、寝室のガラスには結露が発生しがちです。<br>
お天気の良い日中などはできるだけ窓を開けて空気の人れ替えをしましょう。</li>
</ul>
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<!--本文画像あり-->
<div class="item-summary">
<h5>洗濯物は屋外に干す</h5>
<div class="df">
<ul>
<li>洗濯物が乾く時に放出される水分も結露の原因となるので、できるだけ屋外に干したいものです。乾燥機を使う場合や室内に干す場合は、換気扇を回したり窓を開けて水蒸気を屋外に放出してください。</li>
</ul>
<div>
<div class="gallery"><a href="https://contact.misawa.co.jp/ownersclub/maintenance/renew/parts/../img/moisture/moisture_03.png" data-pswp-width="1000" data-pswp-height="auto" data-pswp-tile-type="deepzoom" data-pswp-max-width="5832" data-pswp-max-height="4409"><img alt=" " src="https://contact.misawa.co.jp/ownersclub/maintenance/renew/parts/../img/moisture/moisture_03.png" class="mt-image-none"></a></div>
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<div class="item-summary">
<h5>加湿器を使いすぎない</h5>
<div class="df">
<ul>
<li>加湿器からは水蒸気が出るので、市販の加湿器を使う場合は湿度の上がりすぎに注意しましょう。窓に結露が発生していたら止めてください。もし部屋の中の空気が乾燥しているように感じられたら、温度もチェックしてください。部屋の温度が高すぎると乾燥感があるので、適度に暖房を調整します。<br>
また、タバコの煙やホコリなどで空気が汚れている場合も乾燥を感じやすくなるので、窓を開けて新鮮な空気と入れ換えてください。全館暖房等の使用により、過乾燥の状態になった場合には、加湿器を使って適切な湿度を保つようにしましょう。</li>
</ul>
<div>
<div class="gallery"><a href="https://contact.misawa.co.jp/ownersclub/maintenance/renew/parts/../img/moisture/moisture_04.png" data-pswp-width="1000" data-pswp-height="auto" data-pswp-tile-type="deepzoom" data-pswp-max-width="5832" data-pswp-max-height="4409"><img alt=" " src="https://contact.misawa.co.jp/ownersclub/maintenance/renew/parts/../img/moisture/moisture_04.png" class="mt-image-none"></a></div>
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水分を出さない暖房器具を選ぶ
  • 暖房器具には、燃焼ガスを室内に放出してしまう開放型と、燃焼ガスを屋外に排出する密閉型の2タイプがあります。この燃焼ガスには大量の水蒸気が含まれ、結露の原因となるので、できれば開放型の暖房器具は置かないようにしましょう。
    例えば、開放型の石油ファンヒーターで1lの灯油を消費して暖房すると、暖気とともにほぼ1lの水分を室内に放出します。都市ガスやプロパンガスを燃料とした場合でも、同様に大量の水蒸気を発生します。さらにストーブの上に湯沸かしを置くようであれば、水蒸気の量はますます増え、壁のビニールクロスがぬれるほどの結露が生じかねません。水蒸気は目に見えないので気づきにくいものですが、結露のいちばんの原因であることを心得てください。
寝室の結露対策
  • 人は就寝中、約牛乳瓶1本分の水蒸気を発生させるため、寝室のガラスには結露が発生しがちです。
    お天気の良い日中などはできるだけ窓を開けて空気の人れ替えをしましょう。
洗濯物は屋外に干す
  • 洗濯物が乾く時に放出される水分も結露の原因となるので、できるだけ屋外に干したいものです。乾燥機を使う場合や室内に干す場合は、換気扇を回したり窓を開けて水蒸気を屋外に放出してください。
加湿器を使いすぎない
  • 加湿器からは水蒸気が出るので、市販の加湿器を使う場合は湿度の上がりすぎに注意しましょう。窓に結露が発生していたら止めてください。もし部屋の中の空気が乾燥しているように感じられたら、温度もチェックしてください。部屋の温度が高すぎると乾燥感があるので、適度に暖房を調整します。
    また、タバコの煙やホコリなどで空気が汚れている場合も乾燥を感じやすくなるので、窓を開けて新鮮な空気と入れ換えてください。全館暖房等の使用により、過乾燥の状態になった場合には、加湿器を使って適切な湿度を保つようにしましょう。

発生した水蒸気を外へ逃がす

記事
<div class="item-body">

<!--本文画像あり-->
<div class="item-summary">
<h5>居室の換気</h5>
<div class="df">
<ul>
<li>ミサワホームの住まいには、常時換気システムとして水蒸気や室内汚染物質を速やかに排出する「フロアセントラル換気システム」「サイクロン空調換気扇」や「空調換気扇」が採用されています。原則24時間運転で熱交換タイプですから、冷暖房のロスも小さく抑えられます。また、「換気ブレス」や「レジスター」タイプの場合、閉めたままでは換気が行われないので、適正な開閉が必要です。<br><br>
なお、「フロアセントラル換気システム」「サイクロン空謂換気扇」「空調換気扇」「換気ブレス」や「レジスター」は、ファンヒーターなど室内に排気ガスが放出される暖房器具の使用に対応するものではありません。室内空気を健康的に保つためにも、開放型の暖房器具のご使用は避けてください。<br>
また、室内に洗濯物を干す場合や、多量の喫煙の際は、別に換気扇を使用し、可能であれば窓開け換気も行ってください。</li>
</ul>
<div>
<div class="gallery"><a href="https://contact.misawa.co.jp/ownersclub/maintenance/renew/parts/../img/moisture/moisture_05.png" data-pswp-width="1000" data-pswp-height="auto" data-pswp-tile-type="deepzoom" data-pswp-max-width="5832" data-pswp-max-height="4409"><img alt="24時間フロアセントラル換気システム(A6タイプイメージ)" src="https://contact.misawa.co.jp/ownersclub/maintenance/renew/parts/../img/moisture/moisture_05.png" class="mt-image-none"></a><br>24時間フロアセントラル換気システム
(A6タイプイメージ)</div>
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<br>
<!--注意点-->
<div class="item-summary">
<h5>浴室の換気は十分に</h5>
<ul>
<li>小型ガス瞬間湯沸器などの開放型給湯器も、燃焼排ガスに一酸化炭索が含まれています。入浴は多最の水蒸気を発生させます。浴室の換気は十分に行いましょう。<br>
入浴の後は浴槽にフタをして、浴室のドアをきちんと閉め、湿気を他の部屋に移さないようにしましょう。また、最後に入浴した人が必ず換気扇を回しましょう。</li>
</ul>
</div>

<!--注意点-->
<div class="item-summary">
<h5>キッチンの換気</h5>
<ul>
<li>調理中には、炊事の鍋などから出る水蒸気のほか、ガスの燃焼によっても多量の水分が発生します。調理中には必ず換気するよう心がけてください。</li>
</ul>
</div>

<!--注意点-->
<div class="item-summary">
<h5>晴れた日には窓を開ける</h5>
<ul>
<li>高気密・高断熱の家は窓を開けてはいけないわけではありません。爽やかに晴れた日には窓を開け、乾いた風を家のすみずみまで送りましょう。</li>
</ul>
</div>

<!--注意点-->
<div class="item-summary">
<h5>押し入れや収納にすき間をつくる</h5>
<ul>
<li>押し人れの中は空気の対流が少なく、湿りやすいものです。ときどきは扉を開けて空気を入れ換えましょう。<br>
布団などはスノコに乗せたり、壁から少し離すなど、空気が流れやすいように配慮してください。同様に家具も壁から少し離し、空気の通り道をつくっておきます。<br>
ときどき扇風機で風を送るのもよい方法でしょう。</li>
</ul>
</div>

</div>
居室の換気
  • ミサワホームの住まいには、常時換気システムとして水蒸気や室内汚染物質を速やかに排出する「フロアセントラル換気システム」「サイクロン空調換気扇」や「空調換気扇」が採用されています。原則24時間運転で熱交換タイプですから、冷暖房のロスも小さく抑えられます。また、「換気ブレス」や「レジスター」タイプの場合、閉めたままでは換気が行われないので、適正な開閉が必要です。

    なお、「フロアセントラル換気システム」「サイクロン空謂換気扇」「空調換気扇」「換気ブレス」や「レジスター」は、ファンヒーターなど室内に排気ガスが放出される暖房器具の使用に対応するものではありません。室内空気を健康的に保つためにも、開放型の暖房器具のご使用は避けてください。
    また、室内に洗濯物を干す場合や、多量の喫煙の際は、別に換気扇を使用し、可能であれば窓開け換気も行ってください。

浴室の換気は十分に
  • 小型ガス瞬間湯沸器などの開放型給湯器も、燃焼排ガスに一酸化炭索が含まれています。入浴は多最の水蒸気を発生させます。浴室の換気は十分に行いましょう。
    入浴の後は浴槽にフタをして、浴室のドアをきちんと閉め、湿気を他の部屋に移さないようにしましょう。また、最後に入浴した人が必ず換気扇を回しましょう。
キッチンの換気
  • 調理中には、炊事の鍋などから出る水蒸気のほか、ガスの燃焼によっても多量の水分が発生します。調理中には必ず換気するよう心がけてください。
晴れた日には窓を開ける
  • 高気密・高断熱の家は窓を開けてはいけないわけではありません。爽やかに晴れた日には窓を開け、乾いた風を家のすみずみまで送りましょう。
押し入れや収納にすき間をつくる
  • 押し人れの中は空気の対流が少なく、湿りやすいものです。ときどきは扉を開けて空気を入れ換えましょう。
    布団などはスノコに乗せたり、壁から少し離すなど、空気が流れやすいように配慮してください。同様に家具も壁から少し離し、空気の通り道をつくっておきます。
    ときどき扇風機で風を送るのもよい方法でしょう。

column(コラム)結露を見つけたら

記事
<div class="item-body">

<!--本文タイトル画像あり-->
<div class="item-summary">
<div class="df">
<ul>
<li>もし窓ガラスやサッシ、トイレのタンクや配管などに結露を見つけたときは、布で拭き取ってください。そのままにしておくと建物を傷めることがあります。<br>
とくに冬期の暖房時には開口部や内装材に結露が生じる場合があります。こまめに拭き取るようにしてください。加湿器を使用している場合は止めてください。
</li>
</ul>
<div class="gallery"><a href="https://contact.misawa.co.jp/ownersclub/maintenance/renew/parts/../img/moisture/moisture_06.png" data-pswp-width="1000" data-pswp-height="auto" data-pswp-tile-type="deepzoom" data-pswp-max-width="5832" data-pswp-max-height="4409"><img alt=" " src="https://contact.misawa.co.jp/ownersclub/maintenance/renew/parts/../img/moisture/moisture_06.png" class="mt-image-none"></a></div>
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</div>
  • もし窓ガラスやサッシ、トイレのタンクや配管などに結露を見つけたときは、布で拭き取ってください。そのままにしておくと建物を傷めることがあります。
    とくに冬期の暖房時には開口部や内装材に結露が生じる場合があります。こまめに拭き取るようにしてください。加湿器を使用している場合は止めてください。