2013.09.26
こんにちは!MJ Wood住まい相談室です。
九月も終盤に差し掛かり肌寒い朝が多くなってきました。スーパークールビスは10月末までですが、今年は早めに上着を着ることになりそうです。
お散歩するにも良い季節になったので、住宅のショールーム巡りなどしてみてはいかがでしょうか?
今回は国産材のみで作ったフローリング材(床材)についてのお話です!
以前、このメルマガでも御紹介した、林野庁の「木材利用ポイント制度」。
国産材を使用した住宅に対し、その使用度合いに応じてポイントが付与される制度です。
具体的な対象工事は以下の通りです。
このうち、フローリング工事は(2)の工事に該当します。
では、ポイントの対象となる床材はどのようなものがあるのでしょうか?
これは圧倒的に無垢材が多くなっています。しかし無垢材はコストとメンテナンスの点から気軽には使いづらく、一般的な複合フローリングで対象材の誕生が待たれていました。
そもそもなぜ「複合フローリング」の対象材が少ないなのか?
それは、複合という名前からわかるように合板部分の材料のほとんどが海外からの輸入材だからです。
それでも、今回の木材利用ポイント制度をきっかけにALL国産材の複合フローリングが開発されました。
それが「オールジャパン」という製品(株式会社イクタ)です。
日本で育った木ならではの、日本の気候と風土にマッチした、歪みや伸縮の少ない製品になる利点もあります。
カラーバリエーションは6色あり、各種インテリアコーディネートにも対応しています。
今後も国産材化の潮流を見据えたメイド・イン・ジャパン部品が出てくることで、日本の森と林業が再び活気を取り戻していくことも期待されています。