暮らしのデザイン50年 plus

ミサワホーム50年の歴史をさまざまなテーマで切り取ります。

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住まいという文字はもともと「巣まい」と表記されていました。鳥の巣でヒナが育つように、
住まいも子どものためにあるべきと考え、ミサワホームは早くから子どものための家づくりを考えてきました。
住宅メーカーとして「住まい」を提供するだけでなく、環境に配慮した素材の開発や、安全・安心な暮らしを支えるシステムの構築、まちづくりに至るまで、ミサワホームはさまざまな課題にチャレンジしてきました。
安らぎを感じるだけでなく、喜びと誇りを持って暮らすには、「つよさ」と「うつくしさ」を兼ね備えた住まいであることが求められます。つよいだけじゃない、うつくしいだけじゃない。ミサワホームのデザインはよくばりに進化してきました。
人と人、人と住まい、住まいと地域、地域と社会———。地球上に存在するすべてのものはつながりあっています。ミサワホームは、住まいにまつわるつながりもデザインしています。
住まいは単純に品質・性能が高ければ良い、というものではありません。暮らしの心地よさや楽しさ、面白さがあってこそ、住まいの喜びが生まれます。ミサワホームはこの新鮮な発想のもとで新住宅の開発を行ってきました。
1967年
ミサワホーム(株)設立

1965

つよさとうつくしさの50年

プレハブ住宅の常識を超えた
先進のデザイン

当時のプレハブ住宅の多くは外壁にパネルの継目が出てしまう見苦しいデザインでしたが、ミサワホームは継目のないうつくしい外壁モルタル塗りで、“プレハブらしくない住宅”として好評を博しました。屋根の形や部屋の在り方も自由に設計でき、当時のプレハブ住宅の常識を超越。新製品を発表するたびに、お客さまだけでなく住宅業界全体から、熱いまなざしを集めました。

1969

チャレンジの50年

3DK/100万円を叶えた
「ホームコア」

開発から商品化まで6年の歳月を掛けた「ホームコア」。7万人におよぶ入居者への意向調査や数々の試作・実験・改良を行い、プレハブ産業史上類を見ないプロセスで開発されました。当時の平均的国民所得(月5万円)で入手できる価格(100万円)であり、3DKという開発目標をクリアした「ホームコア100」は多くの人々の共感を呼び、話題に。1973年にアイスランド・ヴェスマン島で大規模火災が起きた際は、「ホームコア」10棟を緊急空輸し、国際的な評価も得ました。

1971

すこやかさの50年

人間工学実験で
住宅空間の快適さを追求

「快適さ」、つまり「アメニティ」は住宅空間にとって非常に大事な要素です。近年では当たり前になったこの考え方ですが、ミサワホームは創立当初よりアメニティ研究に取り組んできました。その一端として、住宅断面モデルによる人間工学実験を敢行。以降アメニティ研究をリードしていくこととなりました。

1972

チャレンジの50年

セラミック系住宅につながる
多機能素材PALC

プレハブ住宅の高品質化とコストダウンを達成するため、新構法と新素材の開発に着手。さまざまな素材にトライし、多孔質軽量のセラミックの多機能素材「PALC」の開発に成功。開発の過程ではクラックや斑点など多くの障害が生じ、何度もあきらかけましたが、高度な技術を習得することでクリア。新構法「カプセルユニット構法」と合わせて、セラミック系住宅「ミサワホーム55」の開発・販売につながりました。

1974

つよさとうつくしさの50年

多摩川決壊で地盤がえぐられても
建ち残ったミサワホーム

台風16号による集中豪雨で多摩川の狛江市側の堤防が決壊。堤防際に立っていた住宅19軒が流出するという大きな被害が生じました。他の木造住宅が、基礎の一部が崩れただけでバラバラと崩壊、流出するなか、ミサワホームのアパートは、基礎を半分以上も削り取られながら建物本体が建ち残り、木質パネルの高い強度を最大限に活かした一体構造の住まいの強固さを証明することになりました。

1974

つながりの50年

中庭をはさみ、適度な距離で
つながる三世代住宅

庭先に母屋と調和のとれた「はなれ」を建て、子ども世帯(子ども夫婦と孫たち)を住まわせる仕様の「コートホーム」を発表。「コート」とは中庭のことで、文字通り中庭を隔てて対峙する白亜の邸宅は、当時大きな話題を呼びました。ミサワホームでは現在も二世帯・三世代住宅のさまざまな提案を行っていますが、「コートホーム」はこの開発の基盤となる住宅でした。

1975

ママと子どもの50年

21世紀への住まい
「QUALITY21計画」

21世紀に予想される社会背景から、①長生きする家、②ひとまわり大きな家、③三世代住宅、④子ども中心の住まい、⑤防犯・防災住宅、⑥静かな家、⑦長持ちする家、⑧5サイクル住宅、⑨設備交換住宅、⑩省エネルギー住宅、⑪メンテナンス住宅、⑫財政形成住宅、を以降の技術開発目標としました。当時すでに"三世代住宅"や"子ども中心の住まい"などを予測していたのです。

1976

つよさとうつくしさの50年

爆発的な大ヒット!
企画住宅「ミサワホームO型」

これまでの実績・経験・技術力を結集し、“21世紀への住まい”として開発されたのが、「ミサワホームO型」です。2階をオーバーハングさせた外観や、建具・設備・備品に付加価値の高いオリジナル部品を用いるなど、画期的な意匠や多岐にわたる先進技術の導入で空前の大ヒット!ミサワホームはこれを「企画住宅」と名付け、以降も現在まで続く企画住宅シリーズを次々と打ち出し、めざましい成果をあげていくことになりました。

1977

つながりの50年

住宅だけでなく街全体を
デザインしたフレッシュタウン

地価の高騰や開発による環境破壊に対処するため、ミサワホームは自然環境を大切にしながら土地を有効利用する「ランドプランニング」の手法をカナダから導入し、日本の植生や風土を生かした「フレッシュタウン」として、全国に展開しました。共有のスペースに広場や植栽、公園を設置。街中は歩行専用の緑道で結び、電柱・電線を地上から取り去るなど、美しい街並みと人々が触れ合う豊かなまちづくりを実現しました。

1978

チャレンジの50年

人々の度肝を抜いた
早すぎるホームオートメーション

近年日本でもスマート家電などが高まりを見せている、家庭内の電気製品などを一括して制御・操作するホームオートメーション。ミサワホームは今から約40年も前に、日本初のホームエレクトロニクス住宅「ミサワホームG型」を見本市に出展しました。自動防犯防災装置、全室セントラルクリーナー、オートロック装置に加えて、これらをボタンひとつで制御できるパワーユニットなど、住宅メーカーはもとより、家電メーカーをすら驚愕させました。

1980年

1980

ママと子どもの50年

親の願いをこめた商品名
企画住宅G・O・M・A・S

規格住宅ではなく多くのニーズを汲み取って提案する" 企画住宅"が誕生。「G・O・M・A・S」というネーミングには、G(Gentlemanship)=一流の社会人、O(Originality)=創造性に富む、M(Manner)=礼節を重んじる、A(Ambitious)=理想に燃える、S(Steady)=質実剛健で力強く生きる、そんな子どもに育ってほしいという親の願いを採用しています。

1981

すこやかさの50年

住まいの中に「余暇」を
暮らしに合わせて選べる2リビング

住む人の趣味や暮らし方に合わせて選べる2つめのリビング「余暇室」を備えた「ミサワホームM型2リビング」。パーティーやホビー、プレイルームなどとして利用でき、付加価値の高い住宅として好評を博しました。それぞれの仕様に合わせた設備やインテリア、ファニチャー、エレクトロニクス機器も専用に開発するなど、多様化するライフスタイルに対応しています。

1985

ママと子どもの50年

子ども中心の住まい
「チャイルダー」シリーズ

子どもの感性・知力・体力を伸ばし、豊かな可能性を育んでいくために、住まいはどうあるべきかを追求し生まれたシリーズです。住まい全体を子育てのための大きな部屋と考え、縦横に動き回れるような設計、明るく開放的なサーキュレーションプランに、ロフトや空中ベッドなどの多彩な提案が盛り込まれています。

1986

すこやかさの50年

安定時代を楽しむための
高級住宅「CENTURY」

アートやクラフト、スポーツにサイエンスにパーティー、そしてビジネスをも含め、ジャンルを問わず寝食を忘れるほど夢中になれる「道楽」の実現を目指した高級住宅が「CENTURY」です。この「道楽」を楽しむためのスペースとして、室内余暇をダイナミックに満喫する空間「O(アウトリビングとアウトダイニング)A(アトリエ)G(ゲストルーム&ゲストカーポート)のある家」を提案しました。

1987

つよさとうつくしさの50年

木質系3階建ての
実大住宅構造実験

建築基準法の一部改正によって本格的な木造3階建てが可能になりました。これに備え、ミサワホームは「木質パネル構法3階建て(Eシステム)」の実大構造耐力実験を実施。設計荷重(7t)の4倍、28.7tの最大耐力を発揮し、関東大震災や室戸台風のような大災害に対して4倍強の耐力をもっていることを証明し、認定を取得しました。同年11月に大型高級住宅「CENTURY3」を発表し、木造3階建住宅を牽引。市場に大きな反響を起こしました。

1987

すこやかさの50年

目に見えない空気までを快適にした
セントラル換気システム

これまでの日本では、夏は外の風を採り入れ、冬は隙間風があるという住環境だったため、いつの間にか換気が行われていました。しかし、断熱性や気密性が向上したため、室内の空気の汚れや、カビやダニを発生させる湿度・匂いなどを除去するためには、計画的な換気が必要になってきました。ミサワホームではこの計画的換気が法によって義務化される20年以上前から、「セントラル換気システム」を採用し、空気の健康を守ってきました。

1988

つながりの50年

8段階のライフステージによる
「EMBLEM」三世代住宅

80年代に入ると社会的背景は大きく変化し、住宅に対するニーズも多様化・高度化し始めました。そこで顧客のニーズの変化に対応するため、ミサワホームでは生涯を8つのライフステージに区分。そのなかでも関心を集めるようになっていた「三世代住宅」として開発されたのが「EMBLEM」です。同居時代を気兼ねなく快適・安心に過ごすための設計を提案していました。

1988

すこやかさの50年

家の中にシェフ!? プール!? 映画館!?
住まいを楽しくするホームロボ開発

78年に発表したホームオートメーションをさらに進化させ、生活を便利にするだけでなく、個人の生活パターンやリズムに合わせて暮らしを豊かに楽しくしてくれる「ホームロボ」の技術を開発。和・洋・中華の300以上のレシピとカロリー計算まで行えるグルメロボ、小さなスペースでも水流を起こすことで水泳を楽しめるフィットネスロボ、ホームシアターを楽しめるカウチシアターロボなど、住まいを楽しく面白くするさまざまな提案を行いました。

1990年

1993

チャレンジの50年

日本の収納文化“蔵”を住まいの中に!?
「蔵のある家」を開発

今も昔も日本人が住まいに関してもっとも不満に思っている収納スペース不足を解消するため、1階の天井裏空間を生かせないか、という考えから開発がスタート。日本の住宅史上初となる取り組みのため、国の認可への道のりは困難を極めましたが、さまざまなハードルをクリアして、「蔵のある家」が生まれました。「蔵」をつくることによって天井の高い居室が生まれるなどメリットも評価され、1996年にはグッドデザイン賞のグランプリを受賞。現在まで累計6.6万棟※を超え、住まいの新しいスタンダードになりました。※2017年4月度まで

1993

チャレンジの50年

使い勝手の難しい端材が大変身!
高機能のインテリア素材M-Wood

10年におよぶ「木材資源有効利用」の研究開発の一環として、木材を超微細な粒状の粉にした“ウッドパウダー”とプラスチックを特殊配合した複合素材「M-Wood」(当初は「MW-Ⅰ」)の開発に成功。木を製材するときにどうしても出てしまうロス部分の端材を再利用してつくられ、色合いも肌触りも木そのものでありながら、耐久性や耐水性など、天然木の苦手部分も克服しました。さらに同年、建築廃材を再利用した「M-Wood2」も開発。デッキなどエクステリアでの利用も可能になりました。

1993

つよさとうつくしさの50年

Gマーク金賞を受賞した
自由すぎる(!?)住宅

オーナーさまの個性を存分に反映できる自由度の高い空間と、ハイコストパフォーマンスを実現した、DEBUT「自由空間②」。水廻り以外を自由にプランニングできるのはもちろん、家族の成長にあわせて間取りを変更することも可能で、まさに自由な空間を楽しめる住まいとなりました。ミサワホームは1991年から27年連続でグッドデザイン賞を受賞し続けていますが、DEBUT「自由空間②」で初の金賞を受賞しました。

1993

すこやかさの50年

住宅業界で初めて
介護専用型高齢者住宅を運営

都内での介護型福祉施設への入居待機者数が12,000人といわれた時代に、そのニーズに対応すべく建設したのが「マザアス南柏」です。以降、住宅メーカーとして、「介護施設」ではなく「住まい」という視点に立った発想で、ご高齢者が安心で快適に過ごせる「わが家づくり」を行ってきました。以降、自立から介護まで、地域に根ざしたネットワーク事業を展開。今後も日本の介護に貢献していきます。

1994

つながりの50年

雑木林と共存する集合住宅
ベル・コリーヌー子育ての街

特定優良賃貸住宅供給促進法を活用し、「子育てにふさわしい集合住宅」を開発コンセプトに誕生したのが、「ベル・コリーヌー子育ての街」です。子ども向けの施設や遊具の数を増やすといった表面的な「子育て」環境の整備だけではなく、緑や生き物が身近に存在するワイルドでラフな自然を体感できるよう、地域の原風景である雑木林を敷地のなかに取り込み、自然と生活との共存を意図した緑化計画に取り組みました。

1995

つよさとうつくしさの50年

納得価格なのに品質は高級!
新ブランド「GENIUS」誕生

バブル崩壊後の低価格商品ブームが一段落し、人々は“納得価格”の商品を求めるように。そんな時代のニーズにあわせ、「明快なコンセプトで、コストバランスに優れた上質な住まい」GENIUSシリーズを開発しました。シリーズのなかでも、96年に発表したGENIUS「蔵のある家」は業界唯一のグッドデザイン賞大賞を受賞。現在も、時代を先取りした新しいコンセプトを提案し続けています。

1995

つよさとうつくしさの50年

震災で実証されたつよさと
社員一丸で取り組んだ支援活動

1月7日早朝に発生した「阪神・淡路大震災」では、強い揺れにより甚大な被害が出ました。全壊家屋は104,906棟。半壊家屋は144,274棟。多くの建物が倒壊し、戦後最大の都市型災害となりました。ミサワホームは地震発生翌日に対策本部を設置。救援物資や仮設住宅の提供などの支援活動を行い、災害復旧に尽力しました。また、自社物件について発生直後から調査・点検を行いましたが、全壊・半壊はゼロ。期せずしてミサワホームの耐震性が実証されました。

1996

チャレンジの50年

住まいづくりのテーマパーク
MIFパークが完成!

創業以来ミサワホームが研究と開発を重ねてきた最先端テクノロジーを一同に集めた「技術のショールーム」として、ミサワホーム総合研究所内にMIFパークが創設されました。地階にはシアター、実験ゾーン、太陽光発電システム・起震装置を設置した環境実験などのコーナー、2階にはミサワホームの根幹を支えるテクノロジーや設備などを展示。2006年にはミサワパーク東京としてリニューアルしました。現在、北海道、群馬、名古屋、岡山、福岡に住まいの比較体験や工場見学ができるファクトリーがあります。

1997

ママと子どもの50年

家族が毎日顔を合わせる
センターリビング設計開発

住まいのセンター(玄関と階段の間)に、家族が集まるリビングを配置する設計を開発。リビングを通り抜けてから階段へ行く動線なので、子どもの帰宅や外出もわからないということがなく、日々の暮らしの中で家族が顔を合わせる機会が自然と多くなる空間を実現しました。今では建築の基本的な考え方になりましたが、ミサワホームが業界で初めて提唱した設計です。

1997

つながりの50年

地球環境までを視野に入れた
新環境宣言・HEARTH

環境は「モノと心の中間にあるもの」と位置づけ、省エネルギー住宅を促進するなど、それまでもより良い環境を築くためのさまざまな活動に取り組んできました。さらに、グループの環境理念と6つの行動指針を示した「HEARTH」(ハース/HEART【心】+EARTH【地球】の意)を打ち出し、住まいを提供する企業として、企業活動そのものが環境保全に役立つよう努めていく決意をうたっています。

2000年

2002

すこやかさの50年

夏も冬も自然の力で気持ちよく
5つの「微気候デザイン」

住まいとその周辺の「微気候」を活かして、夏も冬も快適な住まいをつくる微気候デザインを開発しました。温度差や高低差で換気を行う「通気のデザイン」、地域・季節に応じた軒の出を提案する「陽射しのデザイン」、高気密・高断熱設計で家全体の温度をコントロールする「室温のデザイン」、木質パネル接着工法による「省エネのデザイン」、遮熱の工夫と吸湿性のある内装材での「熱と湿度のデザイン」。5つの微気候デザインで、自然との共生を目指しています。

2004

つよさとうつくしさの50年

制振装置「MGEO」で、壁や床など
内装仕上げの損傷もゼロを目指す

建物にかかる地震の力をテコの原理で増幅し、効果的に制震ダンパーに伝えることで、建物全体の変形を抑える制震装置「MGEO」を開発。実際の暮らしを想定した戸建住宅の実大振動実験では、阪神・淡路大震災の2倍レベルの揺れなど合計39回もの加振をおこないましたが、構造体の損傷ゼロはもちろん、内装仕上げにも目立った被害はありませんでした。

2006

ママと子どもの50年

共働きを女性目線で考えた
URBAN DESIGNERS
「ViKiFEMY」

30代後半から40代の共働き世帯の生活シーンを想定して提案した住まいです。「忙しい奥様」を代表して、女性開発担当を主体としたプロジェクトが発足。収納や動線の工夫、安らぎの空間を随所に盛り込み、美しく心地よく暮らせる住まいを目指しました。商品名についているフェミーはフェミニンのもじり。女性目線を大切にした設計で、共働きママ生活スタイルにぴったりです。

2007

ママと子どもの50年

子どもの個々の能力を育む
GENIUS「Link-Age」

子どもの知性や感性を育み、健全な成長を促すには親や周りの環境から与えられる適切な刺激が欠かせません。子どもの目線で空間を考えたキッズデザインやパパ・ママに豊富な子育てサポートアイテムなどと共に、家族のステージの変化に応じた間取り変更が容易な可変空間設計なども採用し、子どもの個々の能力「8つの知性」が住まいでも育まれるように開発されました。

2009

ママと子どもの50年

子どもたちの未来を考えた住まいと街づくり4つの育む

住まいと街をつくる上でお約束する、「4つの育む」を発表しました。①環境を育む−環境への負荷「ゼロ」を目指した、一歩先のECO住宅を追求して先進の住まいづくり。②暮らしを育む−親から子、子から孫へと受け継がれるたびに愛着が増し、価値が高まる住まいづくり。③日本の心を育む−自然との共生、おもてなし、和の美意識など、日本人の心を伝え残す住まいづくり。④家族を育むー家族がずっとハッピーで過ごし、すくすく育つ住まいづくり。を提唱しています。

2010年

2010

ママと子どもの50年

初の住宅メーカーが
保育事業者とコラボ
コビープリスクールかみめぐろ

これまでに培ってきた子育てについての経験と実績をもとに、独自の保育施設運営をする保育事業者「コビーアンドアソシエイツ」とコラボレーションをスタート。保育園を第二の家庭と考えてインテリアや内装デザインにこだわり、その後に続くほぼすべての園もキッズデザイン賞を受賞しています。保育環境の計画時に設計者と教育者のコミュニケーションを円滑にする「ホイクリカード」も開発しました。無料ダウンロードは、 http://soken.misawa.co.jp/hoikuri/

2010

チャレンジの50年

木を植えるように家を建てる?
「ECO Flagship Model」

「環境に対する負荷を減らす」というこれまでの住まいづくりの視点から、「地球の一器官として機能する」という視点にシフトし、建てること自体が環境のためになる住まい「ECO Flagship Model」を開発しました。生活段階のCO2収支をゼロにするだけでなく、建設時から廃棄まで住宅のライフサイクル全体でCO2収支マイナスを実現。2030年の地球生活をも見据えた新しいコンセプト住宅です。

2010

つながりの50年

3つの街が
「企業のみどり100選」に選定

企業が取り組む身近なみどりの保全・創出・活用の優良な事例を認定する「生物多様性保全につながる企業のみどり100選」に、ミサワホームの「浦安マリナイースト21碧浜」「コーポラティブタウン埴の丘」「エムズガーデン南中山」が選定されました。これらはいずれも、ミサワホームグループが地域生態系にあった緑の創出をし、居住者が主体となって保全・活用を持続していることで生物多様性保全に成功した希少な住宅地です。

2011

つよさとうつくしさの50年

住まいは「いのちを守る」もの
心を新たにした東日本大震災

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震と、それに伴って発生した津波およびその後の余震によって引き起こされた東日本大震災。オーナーさまの建物において地震の揺れによる倒壊はなかったものの、津波や土地の隆起、液状化などによる被害が発生し、グループをあげて復旧作業を進めました。地震発生直後より、救援物資の搬送や仮設住宅の建設や炊き出し、義捐金の寄付や復興支援住宅(図)の販売などの支援を行いましたが、改めて、社員全員がいのちを守る住宅を供給する責務を痛感することになりました。

2012

ママと子どもの50年

みんなで家事を楽しむ家
GENIUS Qualie

ママに集中しがちな家事負担をご家族で楽しく「分担」したり、空間をじょうずに「共有」できるライフスタイル「HappyShare」を提案しました。やりかけの家事が気にならない工夫や、大きな空間の中で家族の気配を感じられる間取りを盛り込み、新しいコミュニケーションが育まれるような住まいとなっています。

2012

ママと子どもの50年

はたらくママが
「おかえりなさい」を言える家
「HYBRID FORM」に採用
「Mini labo」

ママの仕事が充実すればするほど減ってしまう家族の時間や親子のふれあい。そのジレンマを解消するため、働くママが「おかえりなさい」を言える在宅ワークが可能な住まいを提案。リビング横にあるコンパクト空間「ミニラボ」は、家の中に快適なオフィス環境を作ることで、仕事と家庭の時間をうまくスイッチできるように工夫しています。第13回テレワーク推進賞「奨励賞」を受賞しました。

2013

チャレンジの50年

新構法FWSによって、
木質構造の大規模建築物が可能に

ミサワホーム独自の木質接着複合パネルを活用して木質構造の大規模建築物や中層建築物などを可能にする新しい構法「FWS(フューチャー・ウッド・システム)」を開発。FWS構法を初めて採用した「ミサワホーム 静岡事務所ビル」は、今までの木質構造ではほとんど例のない手法を用いることで大空間を実現し、延床面積2,894.93m²、3階建の大規模木造建築物となりました。また、構造部材を工場で生産し、構造部材同士の接合は金物とボルトを用いた容易な方法を採用したことで、躯体の組立開始から約2週間で上棟しました。

2013

つながりの50年

ウチソトへ開いて
人とつながる住まい
「GENIUS GATE」

家のウチ側を開くことで家族同士の結びつきが深まり、家のソト側に開くことでまちの人々とのふれあいが豊かになる。そんなコンセプトのもと生まれたのが「GENIUS GATE」です。「コミュニケーションポーチ」や「コモンズリビング」などにより、多彩なコミュニケーションを育む暮らしが実現。さらに多世帯が長く大切に住み継いでいけるよう、世帯の変化に対応できるフレキシブルな空間設計を行っています。

2014

つよさとうつくしさの50年

デザインコードパッケージで
つくる新発想のデザイナー住宅「INTEGRITY」

デザイナーズ住宅を建築する際には時間や労力、コストがより多くかかります。ミサワホームでは、優れたデザインを構成する要素を「デザインコード」としてパッケージ化し、労力やコストを抑えつつ、思い描いたとおりのデザインを再現できる「MISAWA DESIGNERS’CODE INTEGRITY」を発表しました。住まいに愛着をもって住み続けるには時代を超えて愛される優れたデザイン性が不可欠です。これからもつよくうつくしい住まいを提案していきます。

2014

すこやかさの50年

新しい暮らしのビジョンをデザイン
HYBRID Advance Design Model

家族のつながりや、災害時の備えなどを追求しながら、質の高い睡眠をサポートする「快眠デザイン空間」や家族の体調管理スペース「健康サニタリー」など、住まいにおいて”元気寿命“を伸ばす多彩な空間を提案。加えて、冷気をもたらす「クールルーバー」や花粉を吹き払う「ホームエアシャワー」など、伝統家屋の知恵と先進の技術を採り入れ、多角的に快適性を追求したコンセプトモデルを発表しました。

2014

すこやかさの50年

日本一暑いまちで
エムスマートシティの展開開始!

エネルギーを有効に活用し、快適なまちのルールを策定し、安心して暮らせる家をつくり、人と人のコミュニケーションを大切にする。それが、エムスマートシティのまちづくりです。第一弾としてオープンしたのは、日本一暑い街である熊谷市。熊谷の暑い夏を快適に過ごせるよう、公園の緑を抜けた涼やかな風が街の中を自然にめぐる設計など、住まいだけでなく街全体に「涼」を呼ぶアイデアを詰め込みました。

2015

チャレンジの50年

国内初の戸建住宅専用の
被災度判定計「GAINET」を発売

住宅の基礎部に設置した地震・加速度センサーで地震の初期の動きを検知し、オーナーさまに注意喚起を行う「GAINET」をKDDIと協同開発。東日本大震災の際は広範囲の地域において多数の住宅やインフラが被害を受け、被害状況の把握に時間を要しましたが、GAINETの測定データは瞬時にクラウドサーバに集約することで、各建物の被災度を短期間に把握し、緊急度に応じたサポートに活用いたしました。また、2016年にはグッドデザイン賞を受賞しました。

2015

つながりの50年

いつもの快適ともしもの安心
MISAWA-LCP

地震や風害、水害、雪害などさまざまな自然災害大国である日本。ミサワホームは過去の自然災害に学び、被災者の声に耳をすませながら、防災・減災住宅について考えてきました。そして、もし災害が発生しても安心して自宅生活継続を行えるよう、平常時から災害発生時、発生後までの3段階を「備えるデザイン」「守るデザイン」「支えるデザイン」でカバーするMISAWA-LCPを提唱しています。

2015

つながりの50年

家族がほどよくつながる住まい
「SMART STYLE H」

一人ひとりの落ち着ける場所があって、家族のつながりも感じられる「SMART STYLE H」。高天井や大開口サッシなどで開放的な空間や、オリジナル家具を標準採用するなどのデザインの良さはもちろん、家事効率化の工夫や子どもの安全に配慮した提案もたっぷり。仕事や家事・育児を頑張る共働き夫婦のための「快適・安全・安心」設備の標準化を実現しています。

2017

チャレンジの50年

未来基準のモノコック構法で実現
世紀を超える邸宅「CENTURY Primore」

南極昭和基地の過酷な環境下にも用いられる木質パネル※。「CENTURY Primore」は、その技術やノウハウを活かした120mm厚パネルの新構法「センチュリーモノコック」を採用した住宅です。大開口設計ながら、ZEHを大幅に上回る断熱性能を達成。ひとつ上をゆく安心の強さを実現し、さらにハイクラスのテクノロジーと時代を超えて愛されるデザインで、これからの100年を見据えた邸宅を目指しました。
※断熱材などの仕様・スペックは、日本で採用しているものと異なります。

2017

つながりの50年

「省エネ」「安全」「安心」「快適」をIoTでまるっと解決!

住まいの情報家電・電子機器類をネットワークでつなぎ、インターネット回線を通じてデータをやり取りできる「ホームゲートウェイ」と、温湿度センサーやコントローラーを組み合せて、住まいのIoTを強化。これまでの「省エネ」機能に加えて「安全」「安心」「快適」機能をワンストップで提供する「LinkGates」を開発しました。さまざまなライフサービスで住生活全般をサポートできる「スマートホーム」の実現に貢献していきます。

2017

すこやかさの50年

病院・商業施設・保育施設などが連携
地域の拠点となる街づくり

千葉県浦安市において、地域の拠点施設となる病院と商業施設が建ち並ぶ複合施設を着工しました。病院との一体利用・連携を想定し、複合商業施設内には調剤薬局と一体化したコンビニエンスストアや病院にはない小児科クリニックを誘致。さらに認可保育所や病後児保育施設などの子育て環境の充実や、高齢者の相談窓口となる地域包括支援センターも備え、国土交通省のスマートウェルネス拠点整備事業に採択されています。

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